キンクマハムスターと呼ばれている、ハムスターをご存知でしょうか?
昔から、ペットとして大人気の動物であるハムスターですが、実は、数多くの種類が分布されていると言われております。
人に飼われている種類は、ごく一部でしかなく大きさや毛並みの色など、生態もさまざまです。
今回は、その中でも綺麗なクリーム色の毛並みをしたキンクマハムスターについて、お話ししていきたいと思います。
キンクマハムスターの生態と特徴
まずは、キンクマハムスターの生態や特徴について触れていきます。
特徴
キンクマハムスターは、ゴールデンハムスターを品種改良して誕生したハムスターです。
そのため、野生のものは存在せずペットとして飼われることを念頭により生まれました。
ゴールデンハムスターよりも毛色は薄く、クリーム色やアプリコットなど単色になっております。
長毛で艶やかな毛並みをしていることも、特徴的です。
性格はかなりおとなしく、警戒心もやや薄いため、懐きやすく飼育しやすいです。
しかし、数が少なくあまり見かけることのないため入手はなかなかに、難しいと言われています。
生態
体長は18〜20cmほどで、メスの方が大きい体をしています。
オスは比較的おとなしく温和ですが、メスは気が強く発情期に入ると、動きが活発化して荒々しくなる傾向があります。
鳴き声もとても小さく、あまり鳴くことはないです。
ハムスターの鳴き声で夜中に目覚めてしまう心配も軽減されますね。
キンクマハムスターの1日の散歩量目安
ハムスターは1日に数十キロも走り回ると言われています。
そんな、ハムスターもケージ内で歩き回ったり回し車で遊ぶだけではやはり飽きてしまいます。
適度にケージから出してあげて、部屋内を散歩させてあげることが、ストレスを溜めないことに繋がっていきます。
散歩量の目安としては、1日10分〜20分ほどで大丈夫です。
小さな体ですがかなり運動量が多いので、10分程度でも満足させてあげることができます。
また、犬などと違って1日に数回散歩をさせてあげることもなく1回で十分です。なので、その1回でしっかりと触れ合って仲を深めてあげることが大事です。
キンクマハムスターの散歩グッズ一覧
ハムスターは、ストレスに弱く敏感な生き物です。
気晴らしのためにも散歩をさせてあげることが大切です。続いては、散歩グッズについていくつか紹介していきたいと思います。
コロコロ回って解消「ハムスターボール」
ハムスターを透明のボールの中に入れてあげてコロコロと回りながら遊ぶことのできる、ハムスターボールもオススメです。
狭いところや隙間などに入る心配もなく、家の中を散歩させてあげることが可能です。
しかし、段差の激しいところや階段などに落ちる危険性もあるため目の届く範囲内で使用することが、大切です。
また、ボールには空気の通り道である小さな穴が数箇所空いてますがやはり、長時間遊ばせているとボール内の温度が上昇してしまい、脱水症状になりかねないため、注意が必要です。
行動範囲を制限してあげる「ハムスターサークル」
キンクマハムスターは縄張り意識が、他の種類と比べると低い方ですが行動範囲を制限してあげることは、重要になります。
あまりにも範囲を自由に散歩させすぎてしまうと、散歩の時間も長時間かかってしまったりなど、飼育するうえでのデメリットが大きくなってしまうからです。
ハムスターサークルを使えば、見失う心配もなく自由に散歩できるため部屋内を歩かせる際には、是非オススメします。
コンセント穴にも注意が必要!「アニマルコンセントカバー」
コンセントやコンセント穴が近くにある場合も、注意が必要です。
その際は、コンセントカバーを使用して塞いであげることが重要です。
誤って、手などを穴の中に入れてしまい、万が一感電でもしたら大変ですもんね。散歩がしやすいよう、万全の対策を取ってあげましょう。
外へお出かけする際にとても便利!「ハムスター用キャリーケース」
天気が良い日などには、一緒に外へ連れて散歩させてあげたり、ハムスター友達のおうちに遊びに行く際にも便利に使うことができます。
形や大きさも様々ありますが、活発な子だと入り口から逃げ出してしまう可能性があるので、できれば横向きでなく上向きの入り口のものがよいです。
首から掛けて使えるタイプのものもあり、飼い主さんにもあまり負担をかけずに連れて歩けるため、ひとつは持っていた方がよいと個人的には思います。
ハムスター用のリードは必要か
ハムスターにリードを付けて遊ばせることは、あまりおすすめしません。
なぜかと言うと、本来ハムスターの散歩は縄張りを確認する行為だからです。
自由に動き回ることができずストレスを強く感じてしまう子もいるため、リードはせずにお散歩させてあげましょう。
まとめ
綺麗なクリーム色で人懐っこい性格の、キンクマハムスターについて今回は触れさせていただきましたが、その魅力は伝わったでしょうか。
散歩量も10分程度で済んでしまったり、比較的小柄な種類ですので、飼育のしやすさは抜群によいと言えます。
今回は、使用しやすい散歩グッズを4つ紹介しましたが、種類もさまざまなものがあるため、遊んでいる姿を想像しながら探してみるのも、ハムスターを飼ううえでの一つの楽しみだと思います。