ハムスターを見ているとたまに見せる、大きな大きなあくび。眠そうだなー、平和だなーと思いつつ、いつも眺めてしまっています。
無防備な感じがまたたまらなく、可愛いですよね。
でも、もしかしたらあくびって、体に良くない何かがあるのかも?もしかしたら、病気かもしれない!
と不安になってしまう方もいると思います。
なぜ、ハムスターはあくびをするのでしょうか?
そのあくびは、病気なの?それとも、ただ眠いだけ?
安心できるように、きちんと調べてみました。
どうしてあくびをするの?
眠りを覚ますため
ハムスターは夜行性で、一日のほとんどを眠って過ごしています。
巣箱から出た時や、ボーッとしている時に、あくびをして、「よし!動くぞ!起きたぞ!」と眠りを覚ますために、あくびをするようです。
こんな感じに伸びている時も、「よく寝た!これから動くぞー!」という合図になります。
とってもかわいいですよね。ハムスターはなかなか伸びることがないので、見れた飼い主はラッキーかもしれません。
睡眠中に不足した酸素を脳へ取り込むために大きなあくびをして、その後に行動を始めます。
やっぱり人間と同じで、ほっこりしますよね。
また、上の画像のように背を伸ばしている時も同じです。体を伸ばして、頑張るぞー!という意味になります。
ハムスターのあくびや背伸び、動作がひとつひとつ可愛くて、癒されます。。
リラックスしている
ハムスターはかなり繊細で、警戒心の強い動物なんです。
いくら飼われているハムスターだとしてもそれは変わりないです。
そんなに警戒心の多いハムスターが、大きなあくびをするということは、警戒心を解き、リラックスしている状態になります。
飼い主さんの前で大きなあくびをするのは、かなり信頼されている証拠になります。
そう思うと、あくびをよく見せることは、嬉しい気持ちになりますね。
疲れている
かわいいとは別で、ハムスターが疲れているときにもあくびは出ます。
疲れているときにあくびがでるのは、血流が悪くなっていることが原因で起こるそうです。
疲れていて眠い、という場合もあるので見極めるのが少し難しいかもしれませんね。
病気の可能性
ハムスターのあくびは、人間と同じで、基本天気には落ち着いている時や眠りから覚めた時にします。そのため、病気という問題は多いわけではありません。
しかし、寝起きでもないのに一日に何度もあくびをしている場合は「生あくび」という、病気の初期症状の可能性があります。
ハムスターのあくびは多くて一日2〜3回程度です。それ以上あくびをしていたら、様子をしっかり見た方が良いでしょう。
生あくびの病気
歯が伸びている
歯が伸びすぎたり、長さがバラバラになっている可能性があります。この状態はハムスターにとってかなりのストレスになるので、かじり木などを与えてリラックスさせてあげましょう。
歯茎の病気
歯茎で出血している可能性があります。
頬袋の病気
頬袋の中が炎症している可能性があります。
ハムスターの生あくびは、歯や、口内の病気の可能性があります。自分で見て確認出来れば、病気だと確信出来ますよね。
中には見ても分からないものもありますので、あまりにもあくびをする場合は、病院に連れていき検査をしてもらいましょう。
口の中を確認
ハムスターがあくびをした時には大きく口を開けるので、口の中の状態を確認することができるんです。
ハムスターの口の中から判断出来ることは、舌の色の確認ができます。
いつもと違う色の舌をしていた場合、病院に連れて行って診察してもらいましょう。
なんらかの病気になっている可能性があります。
ハムスターのあくびのおさらい
- 目覚めた時
- リラックスしているとき
- 飼い主を信頼している
- 回数によって病気の可能性
- 口の中をみて判断できる
ということがわかります。
何気ない仕草でもあるあくびでも、分かることもあるので、日頃からハムスターのあくびは見逃さないようにしましょう。
まとめ
ハムスターのあくびについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
やはり人間とおなじで、目覚めた時に動く前のあくびや、リラックスしているときなどのあくびがあり、とても親近感がわきますよね。
飼い主の前で、大きな口を開けてあくびをするということは、飼い主の事を信頼している証拠。そのあくびを見れた飼い主はとっても嬉しいですよね。いつもに愛情を注いでしまいます。
可愛いペットのハムスターと健康でずっと一緒にいる為にも、日々の何気ない行動も見逃さず、ストレスのない生活を送れるようにしたいですね。