私はオスとメス1匹ずつ飼っているのですが、別々にしているため、繁殖することはないのですが、飼っている人で、ハムスターを繁殖させたいな。と思う方も多いと思います。
ハムスターは、飼育知識と繁殖方法をしっかりと理解すれば、自宅で誰でも繁殖が可能な動物になります。
いくら一緒に飼っていてもすぐ繁殖してくれるものではありません。お互いのことを知って、愛を深めていくんです。
ハムスターも人間と同じなんだな、と改めて実感しました。
また繁殖させる年齢もかなり大切になります。
知識がないうちに繁殖させてしまうと、大切なハムスターを亡くしてしまう可能性もかなりあります。
なのでハムスターの繁殖方法について、詳しくご紹介していきたいと思います。
まず、ハムスターは生後3ヶ月で発情期をむかえてそこから、繁殖できるようになります。
繁殖できる年齢
繁殖に1番大切なのが、年齢になります。まず、気をつけて欲しいのが、生後1年になると、人間でいう30歳になるので、難産で死んでしまうリスクがかなり高まってしまいます。
1番ベストな繁殖時期は、生後3ヶ月〜生後1年の間になります。この時期に繁殖させてあげるとハムスターにとってもリスクはないのでベストな時期となります。
また、ペットショップで販売されているハムスターはだいたい生後1ヶ月になります。
なので2ヶ月後から、妊娠が可能になります。それまでにしっかりと慣れてもらい、よい環境作りを心がけましょう。
環境も大切
ハムスターは繊細な動物でとくに、環境の変化でストレスをかなり溜め込んでしまいます。
なのでまず初めに、飼育環境を整えることが大切になります。そして、飼い主に慣れる。というこも非常に大事なので、飼った時から愛情を注ぎ信頼関係を高めていきましょう。
また、ハムスターと他の動物を一緒の部屋で飼うことは絶対にやめてください。
犬猫などの小動物の匂いも、ハムスターにとっては、かなりのストレスになりますので近づけさせないこと。
うちには、ハムスターと猫3匹がいますが完全に部屋を分けています。なので同じ部屋で飼うのは繁殖以外でも避けるようにしてください。
繁殖させる準備!
具体的にどのように準備をしていくかを説明していきます。
後から後悔しないよう、しっかり計画的に進めていくこと。
ハムスターは1回の出産で、5~8匹赤ちゃんを産みます。多いときでは10匹産まれることも。
なので里親などが決まっている状態で繁殖をするようにしましょう。
まず、オスとメスをしっかりと判別しましょう
中には知らずに飼っている方や、メスと思って いたハムスターが実はオスだった!
ということもあるのでしっかりと判別すること。
ハムスターの種類を決める
ハムスターには、たくさん種類があります。10cmくらいから15cmの大きさまで様々なハムスターがいるので、どのハムスターを繁殖させるかを決めていきましょう。
ここでの注意点!
なかなか知らない人も居るみたいなので一応説明しておきますが、
種類が違うハムスターの繁殖は絶対に辞めてください。
産まれてくる子に、病気を与えてしまうからです。かなりのリスクで、病気を持った子が産まれてきてしまいます。
なので絶対に、種類は統一して、繁殖させましょう。
健康体
繁殖させるハムスターに、病気や奇形がある場合は絶対に繁殖してはいけません。
必ず、健康体のハムスターにしましょう。
また、先程書いた通り、生後3ヶ月以上で健康な状態のハムスターです。
ハムスター同士の顔合わせ
環境状態が完璧になったら、両者の顔合わせです。
ここでの注意点は、最初は別々のゲージ入れ、お互いのゲージを隣に置き、お互いの存在を意識させましょう。これを1週間続けます。
そして、上手くいくとメスの発情期が始まります。メスの性周期は4日、と言われています。
普段より落ち着きがなくなるのでわかりやすいと思います。
ゲージの中を走り回ることが多くなり、
ハムスターが発情している時間は、12時間〜20時間なので、この行動を見逃さないように常に観察していましょう。
実践
ここまでしてようやく実践に入っていきます。
環境をつくって、基本的にハムスター同士に任せることになります。人間と同じで相性もあるので、上手くいかないことももちろんあります。
しっかりと顔合わせが出来ていれば、繁殖する可能性はかなりあるので安心してください。
そして大事なのは、メスをオスのゲージに入れてあげましょう。ハムスターはメスの方が気が強いので、自分のゲージにオスを入れてしまうと、オスを怪我させてしまう可能性があるからです。
ここで上手くコミュニケーションがとれれば妊娠も目の前です。
交尾をまつ
お互いを受け入れることができたら、交尾が始まります。
交尾の時間は大体30分~1時間になります。
交尾後妊娠をしていたら、メスはオスハムスターを拒絶してしまいます。
なので、メスとオスで隔離し、安全で落ち着ける環境に移動してあげましょう。
ここで大切なのが、出産に備えてメスのゲージに、大きめな巣箱を準備しておきましょう。
ここまでが、ハムスターの繁殖の流れになります。これを全てこなせば繁殖が可能になります。
ハムスターの繁殖、最適な時期
母ハムスターにも、子供ハムスターにも負担のかからない気候や、気温を考えると
春や秋がおすすめになります。
注意点
- 奇形がうまれる危険性を知る
- 繁殖させるのは同じ種類のみ
- 痩せ気味、太り気味のメスは繁殖させない
- 環境を大切にする
になります。
繁殖させたいと思う方はしっかりと調べて理解した上で繁殖させましょう。
まとめ
ハムスターの繁殖時期についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
人間と同じように、両者の気持ちも大切ですし、出産するというのにはリスクがあるものです。
その中で繁殖に成功して生まれてきたハムスターを見れたらとても幸せですよね。
知識と方法、危険性をしっかりと理解し、繁殖を成功させましょう。