サボテンといえば美しいトゲが魅力的ですが、そんなトゲをもっていない、とげなしサボテンも個性的で可愛いですよね。
でも、トゲのあるサボテンのように、たくさんの品種から好きなものを選ぶという楽しさがないのではないか、と思っていませんか?
実は、とげなしサボテンにも複数品種があり、選ぶ楽しさを味わうことができるのです。
とげなしサボテンの種類を図鑑にしてみました。そんなとげなしサボテンの魅力に迫ってみましょう。
とげなしサボテンの種類図鑑
とげなしサボテンばかりを集めた種類図鑑って、なかなか珍しいですよね。より好みのとげなしサボテンを探したい時に、是非活用してくださいね。
鸞鳳玉
寒さに強いため、比較的育てやすい鸞鳳玉は、美しい稜線と斑点模様で魅了し、ファンが多いことでも知られる品種です。
比較的丈夫なため、初心者でも花を咲かせやすく、さらにトゲがないことで、扱いやすさ満点ですよ。
烏羽玉
別名「ペヨーテ」とも呼ばれます。
蒸し暑い気候に強く、日本の厳しい夏でも育てやすい品種です。子吹きしやすく、トゲがないぶん丸いシルエットが増えて、その可愛い姿に癒やされる人が続出です。
姫牡丹
名前の通り、姫のように可憐な花を咲かせる品種です。トゲはありませんが、身に凹凸があり、とげとげしたシルエットです。
でも、触ると身は比較的柔らかく、産毛のような刺座もあるので、ふわふわしたイメージの可愛いサボテンです。
大豪丸
刺座が魅力のサボテンといえば、大豪丸を忘れてはいけません。
雪のように丸い刺座をキレイに並べて配置し、丸いシルエットとマッチして、とてもチャーミングな品種です。
たまに、ホームセンターなどで「刺無短毛丸」や「王冠短毛丸」と名前を書かれて売られていることもありますが、それは大豪丸のことです。
福禄寿
福禄寿は身に凹凸がありますが、滑らかなシルエットで、和やかな印象の品種です。湿気がとても苦手なので、育てる時には風通しと水やりのタイミングを細かく気を付けましょう。
個性的な姿で、インテリアのアクセントとしても活躍してくれますよ。
触っても痛くない⁉︎とげが柔らかい品種
ここまで、トゲがないサボテンを紹介してきましたが、サボテンの中には、柔らかいトゲで触っても痛くない品種があります。
トゲは細くしなやかで、触りたくなるトゲとはこのことです。
綿のようにふわふわな白星は、名前も縁起がよく、勝負事に願いをかけるために育て始める人もいます。
何よりも特にシルエットが美しいのは、ムスクラや白雪姫です。妖艶な姿は、かなり癒し効果が優れています。
また、少しトゲらしさは出ますが、カルメナエのトゲも、触っても痛くありません。ツンツンした感じはありますが、刺さることはないです。
このように、柔らかいトゲで癒しをくれるサボテンもまた、可愛くて魅力的ですよ。
サボテンはどこで購入できる?
そもそも、とげなしサボテンに限らず、サボテンはどこで購入できるのでしょうか。人気の品種なら、手軽に身近な店で購入することができますよ。
ホームセンター
一番最初に思いつくのはホームセンターではないでしょうか。取り扱う数も豊富で、植物に詳しいスタッフもいますから、初心者にとっては利用しやすいですよね。
100円ショップ
実は、100均でもサボテンを見つけることができます。
しかし、種類は限られていて、かなりサイズの小さいものが多いです。
多肉植物専門店
ホームセンターより専門的で、かなり取り扱いの種類が多いのが多肉植物専門店です。
スタッフもまた、専門知識が豊富でサポートしてくれたりと、安心です。ただ、店舗数が少ないため、地域によっては店に足を運ぶのに苦労します。
インターネット
店に直接行くのは難しいが、多肉植物専門店をどうしても利用したい場合に便利なのがインターネットです。
ネット販売を行っている専門店が多いので、稀少なサボテンも気軽に育てることが可能です。
サボテンを購入する際の注意点
スーパーで野菜を購入する時と同じで、サボテンも品定めしたいですよね。最後に、サボテンを購入する際の注意点を確認しておきましょう。
大きさに注意
サボテンの大きさは、基本的に置きたい場所に合わせましょう。大きすぎて置けない、というのが一番困った事態です。
反対に小さすぎても初心者にとっては大きく育てるのは難しいかもしれませんが、気長に待って成長を楽しみたい人はオススメです。
季節に注意
購入時期の季節は、なるべく休眠期明けの春か、秋にしましょう。どちらも、植え替えをオススメする時期です。
サボテンに負担をかけすぎないためにも、購入時期と植え替え時期は気を付けましょう。
サボテンの状態に注意
そして、サボテン自体の状態にも注意しましょう。
「色が薄かったり、変色していませんか?」 また、「触るとふにゃふにゃと柔らかくなっていませんか?」
いずれも、弱りぎみな可能性があります。
キレイな深い緑色で、先細りしていない、芯のしっかりしたサボテンを選びましょう。
容器に注意
サボテンはオシャレなインテリアとして人気のため、インテリアショップなどに行くと、きらびやかで美しい、まるでクリスマスツリーのような容器が鉢になっていることがあります。
また、プラスチック容器ではなく、自然素材の素焼きの鉢だと水はけや耐熱性が優れていてオススメです。
サボテンの種類図鑑を見ていると、とても楽しいですよね。
とげなしサボテンでも種類図鑑ができてしまうほど、品種は様々あって、選ぶ楽しさがありましたね。
また、トゲがあってサボテンっぽさはあるものの、触っても痛くないという、優しい印象のサボテンもありました。
それもまた、品種は複数あり、選ぶ楽しさがありましたよね。
是非、サボテンを育てたいと思った時には、サボテンの種類図鑑を見て、わくわく楽しく選んでみませんか?