トゲのあるユニークな形とスタイルでインテリアとしても人気の植物、サボテン。
風水の世界において、サボテンは置かれた場所によって異なる効果をもたらすと言われています。置き場所を間違えてしまうと、効果が激減したり逆にデメリットを被ることも…!?
せっかくインテリアとしてサボテンを置くなら、効果的に用いて運気をアップさせたいですよね。
この記事では、サボテンの置き場所別に得られる風水的効果の違いと注意点について詳しくご紹介していきます。
置く場所によって変わるサボテンの風水
サボテンの風水的効果は置く場所によってプラスに働く場合とマイナスに働く場合があります。
サボテンのトゲには、風水において気を跳ね返す力があるとされるからです。悪い気や縁を跳ね返してくれる代わりに、良い気や縁まで寄せ付けないという訳ですね。
サボテンが風水的にプラスに働く置き場所は、悪い気が入ってくるとされる鬼門などの場所。この場合、サボテンは魔除けの役割を持ちます。
魔除けとしてサボテンを用いるには、ベランダや庭などに置くのもおすすめです。サボテンのトゲが悪い気から家を守る役割を持ち、近隣トラブル防止になると言われています。
また、サボテンには悪い気を吸い込む力もあります。トイレや部屋の角など、負のエネルギーが溜まりやすい場所にサボテンを置くと気を浄化することができますよ。
逆にサボテンが風水的にマイナスに働く置き場所もあります。
少し注意する必要があるのは、玄関などの色々な気が頻繁に出入りする場所にサボテンを置く場合です。こういった場所に置かれたサボテンは、風水的にプラスに働くこともマイナスに働くこともあるからです。
良い気も悪い気も出入りする場所にサボテンを置くときは、置き場所の風水的性質を確かめ、サボテンの風水的性質との相性を考えて配置することが大切です。
それでは、次の項で具体的な置き場所別の注意点を詳しく解説していきましょう。
サボテンの置き場所別にみる風水的効果
サボテンを置くことで風水的にプラスの効果を得るには、置き場所ごとに押さえるべきポイントと注意点があります。
トイレ
トイレにサボテンを置くと、邪気払いの効果が得られます。
トイレは老廃物を流す場所で、悪い気が集まりやすいとされているからです。サボテンのトゲが集まった邪気を払ってくれるという訳ですね。
注意点は、定期的に換気をするということ。換気をしないと、サボテンが追い払った邪気がたまったままになってしまうからです。
また、サボテンは風通しが悪い場所に長時間置かれると弱ってしまいます。
トイレのこまめな換気は、風水的にもサボテン育成的にもメリットがあると言えるでしょう。
お風呂場
結論から言うと、お風呂場にサボテンを置くのは風水的にあまり意味がありません。
お風呂に入るという行為は神事の「禊」を意味し、お風呂自体に悪い気を流す力があるからです。
また、お風呂場は温度の上下が激しく、湿度が高くなりやすい場所です。サボテンは湿度が高い環境に弱いので、お風呂場に置かれたサボテンは一気に弱ってしまいます。
お風呂場にサボテンを置くのは、サボテン育成的にもやめたほうが賢明でしょう。
玄関
風水上、玄関にはサボテンを置かないほうが良いとされています。
風水におけるサボテンのトゲには、悪い気をはね返すかわりに良い気も寄せ付けない性質があるからです。
玄関は悪い気も入ってきますが、良い気や良縁も入ってくる場所。サボテンのトゲが悪い気を追い払ってくれるのはありがたいですが、良い気まで寄せ付けなくなるのはちょっと困りものです。
例外として、玄関が鬼門の方角にあるときは玄関にサボテンをおいても問題ないといわれています。鬼門は悪い気が入ってくる方角とされているからです。
日本家屋の玄関は鬼門の方角を向いているものも多いので、玄関にサボテンを置きたい場合は方角を確認してみても良いかもしれません。
リビング
リビングにサボテンを置く場合は、置き場所に注意が必要です。家族の憩いの場となるリビングは、できる限り良い気を留まらせておきたいからです。
リビングの中心にサボテンを置くと、良い気を跳ね返してしまうため避けたほうが良いでしょう。
リビングにサボテンを置きたいときは、悪い気がたまりやすい部屋の角に置くのがおすすめです。
サボテンを職場に置く場所はどこがおすすめ?
サボテンを職場に置く場合のおすすめ場所は2つ。個人のデスクの上と、オフィスの角です。
サボテンを個人のデスクに置く場合は、合わない同僚や上司の机がある側に置いてみましょう。サボテンのトゲが悪い気や縁を跳ね返し、衝突が減らせるかもしれません。
オフィスの角は、家のリビングと同様に悪い気が溜まりやすい場所です。サボテンを置いて気の廻りを良くすると良いでしょう。
また、どちらにサボテンを置く場合もサボテンが悪い気を吸いすぎて弱ってしまわないよう注意しましょう。
恋愛運を高めたいときにサボテンを置く方角はどこ?
結論を言ってしまうと、恋愛運を高めたいときはサボテンをインテリアとして用いない方が良いでしょう。
風水におけるサボテンは、良縁やプラスの運気も跳ね返してしまう性質を持つからです。
しかし、その性質を逆手に取ることで恋愛運を調節する手助けをする事は可能です。
また、この場合のサボテンは悪い気や悪い縁を吸いとってくれています。定期的に日当たりと風通しの場所に置き場所を変えてリフレッシュさせてあげて下さいね。
恋愛運は気になるけど、どうしてもサボテンをインテリアとして置きたいという場合はトゲのないサボテンを選ぶのも手です。
トゲのないサボテンについては以下の記事で詳しく解説しています。併せて参考にして下さい。
風水的にサボテンの置き場所で鬼門の方角はある?
風水においてサボテンを置かない方が良いとされる方角は、南側です。
風水の世界では、良い気は南側から入ってくると言われています。サボテンのトゲによって、家に入ってきてほしい良い気まで跳ね返してしまうという訳ですね。
風水におけるサボテンの置き場所については、下記の記事でも詳しくご紹介しています。併せて参考にして下さい。
サボテンのトゲには、風水において悪い気も良い気も跳ね返す力があるとされています。
こういった場所にサボテンを置く場合は、置き場所の風水的性質をきちんと知った上で、サボテンの風水的性質との相性を考えてサボテンを配置することが大切です。
サボテンが邪気を払ってくれるのはありがたいですが、良い気まで寄せ付けなくなるのは少し困りものです。
サボテンを風水的に用いたいときは、置き場所の風水的意味も併せて確認出来ると良いですね。