人とのつながりで大切なのが第一印象ですよね!
特に婚約を控え、相手のご両親に挨拶する時には「手土産」にもこだわり最初の印象を良くしたいものです。
これから長い親戚づき合いが始まる相手ですから失礼の無いようにしたいですよね!
私も相手の御両親に初めて挨拶に行った時にはもうドキドキでした!
服装だけでなく手土産にも気を遣った記憶があります。
そこで私の体験から、婚約(結納)やその準備のための挨拶で持参する手土産を好印象にするポイントについてご紹介します!
1. お相手の実家の好みや食事制限について調べる
まず私が最初にしたのは「相手のご両親の好みを調べること」でした。
御両親の体調・食事制限についても要チェックです!
相手のご両親と面識がないうちは、情報源は婚約予定の彼や彼女ですよね。
彼(彼女)からご両親の好みや体調について教えてもらいましょう。
手土産の相場は3000~5000円ほどです。
1万円を超えると仰々しい印象になってしまいます。
ちなみに結納(婚約)であれば、遅くとも結婚の3ヵ月前とされています。
婚約前の最初の挨拶なら、その前に済ませる必要アリですから、好みの調査も早めにしておきましょう!
2.好みが別れにくい、日持ち、小分けがポイント
次に私からオススメしたいのは「好みが分かれにくい物」「日持ちする物」「小分けされた物」を選ぶことです!
「軽くて持ち帰り易い」「縁起が良い」ことなどにも配慮したいですね。
名の通った老舗や人気店の菓子折りなどはハズレが少ないのでオススメです。
日持ちについてですが、賞味期限が1週間以上先になっているものが良いでしょう。
洋菓子では小分けの焼き菓子の他にカステラやバウムクーヘンなども喜ばれ易いようです。
ただ人によっては「カットして食べる」→「別れる」イメージだと気にする人もいます。
じつは正直、私個人は自分の好物でもある「羊羹」をオススメしたいところなんです。
…が、上の理由で、一人分ずつ容器で小分けされた水ようかんなどの方が無難です。
特に夏場なら水羊羹、高級ゼリーのつめ合わせなどで季節感もアピールできそうですね!
このような縁起の良し悪しについての考えには地域差もあります。
ですから、そのお宅の地元デパートのギフト売り場などに、地域の風習について問い合わせてみるのもオススメです。
あと、贈り主の郷里の特産品なども良いかもしれません。
特産品を渡すついでに郷里について相手のご両親に話すキッカケにもなりますネ!
3.食べ物がNGならお茶・地元の工芸品なども
次に諸事情で食べ物を手土産にしづらいケースについてです。
この場合、私がオススメしたいのが高級なお茶、贈り主の実家の地元のオシャレな工芸品などです。
お茶・紅茶ならほとんどの人が日常的に飲み、ハズレが少ないです。
また、郷里の小ジャレた工芸品、織物を使った大人風の小物なども喜ばれるかもしれませんね。
例えば寄木細工などは美しく「割れる」心配も少ないので個人的にはオススメです。
4.包装は場にふさわしく品格あるものに
次に私がオススメしたい包装についてですが、これは婚約にふさわしく、華やかでありつつも、品のあるものが良いでしょう!
相手のご両親への挨拶が初めてで「結納が後日の場合」は手土産に「のし」は不要です。
それでも、のしを付けたいという場合には、表書きは「御挨拶」または「ご挨拶」、水引は紅白の「蝶結び」が良いでしょう。
当日に結納まで兼ねるケース、結婚するのが了承済みという場合には、表書きは「寿」または「壽」です。
この時の水引は「一回きりのお祝い」を意味する「結び切り」にしましょう。
5.渡すタイミングは全員の自己紹介が済んだ後
最後は手土産を渡すタイミングについてです。
これは参加者が顔をそろえ挨拶・自己紹介が終わった時がオススメです。
会場は互いの実家、料亭、ホテルなど色々なケースがありますが、いずれも慌てて玄関やロビーで渡さないようにしましょう。
男性側の実家では女性から相手のご両親へ、女性側の実家では男性から相手のご両親へ渡します。
この時「つまらないものですが」などと卑下するとかえって相手に失礼です。
手土産の特徴、評判の品であること、お好きと聞いて選んだことなどを伝えつつ手渡しましょう。
そうすることで「色々と考えて選んでくれたのだな」となり、好感度アップになりますよ!
まとめ
1. まず相手のご両親の好みについて調査する
2. 「日持ち」「小分け」「好みが分かれにくい」で選ぶ
3. 高級なお茶・紅茶、郷里のオシャレな工芸品もアリ
4. 包装、のし、表書きは場にふさわしく
5. 手土産は全員の紹介が終わったタイミングで渡す
以上が婚約にともなう挨拶での手土産を好印象にするポイントでした!
これで相手のご両親への第一印象を良くする手土産を準備し易くなりましたね!
ところで、人の家を訪問した時、相手の近所まで来てから慌てて手土産を買ったことはありませんか?
婚約の挨拶でこれをしてしまうと相手のご実家に対して失礼に当たるので気をつけましょうネ!