元気でそばにいてくれるのが「当たり前」だった家族が病気になったり、入院や手術をしたりするのは本当に辛いですよね。
私も親や祖父母が入院した時は心臓がギューッと締めつけられる気持ちでしたが、入院した本人はもっと不安だったと思います。
病院の場所や仕事や学校の都合などで頻繁にお見舞いに行けないこともありますから、可能ならお見舞いメールも活用したいものですよね。
そこで、私の経験をもとに、お見舞いメールを家族に送る時に覚えておきたいポイントについてご紹介したいと思います!
1.家族あてなので言葉はフレンドリーで良い
まず私が最初に心がけたポイントは、家族らしい文面です!入院した家族は一人ぽつんと離れていますから、いつもの家族らしい言葉がメールで届けばきっと安心するし嬉しいはずです。
上司や恩師などへのお見舞いメールでは「お大事に」でなく「どうぞお大事になさって下さい」と書くのがマナーと言われます。
ですが、家族へのお見舞いメールで「どうぞお大事になさって下さい」はチョット固く感じませんか?
あまりに丁寧過ぎるお見舞いメールは「すっかり病人扱いされてるなーぁ」と、寂しく感じさせたりするかもしれません。
ですから家族には「お大事に」「ゆっくりと体を回復させてね」などの方が温かいかもしれませんね。
2.「です」「ます」口調は気づかい・優しさを伝える
次に私が心がけてきたポイントは、相手が家族でもお見舞いメールには「適度に丁寧語も使うこと」です。
あまりかしこまらず、でも語尾は「です」「ます」にすることで、病気やケガへの気づかい、優しさを添えることができます。
「です」「ます」口調を基本にしつつ「ゆっくり休んでね!」と家族らしい口調も少し入れてみるのが私のオススメです。
そうすることで、メール全体が柔らかく温かくなると思います!
国語の授業では、「です」「ます」口調とそうでない口調と混ぜて使うのはNGです。
でも家族へのお見舞いメールではそれが正しいとは限りません。
大切なのは、入院している家族の心を温かく元気にすることです。
3.重篤な家族に「共にいる」ことを伝える
私の次のオススメは、入院した家族に「共にいる」気持ちを伝えることです。
特に病状やケガが重篤な時には、あえて病状に触れず、自分たち家族の心は「いつもそばにいるよ」「いつも祈っているよ」とメールでも伝えましょう。
あまりに状態が深刻な場合、安易に「お大事に」というのは、逆に軽々しく「口だけ」と感じられるケースもあるようです。
「家族だからフランクで大丈夫」…とは言っても、それは重篤な時にも逆なでして良いという事ではありませんね。
とにかく決して他人事ではなく「家族の心は共にいるんだ」と感じてもらうことが大切です。
また、優しい言葉をメールするのも良いですが「できる事があれば動く」ことは大切ですね。
「何か出来ることがあれば言ってね!」とメールでも積極的に伝えてみましょう。
入院した家族がしていた家事や手続きを代わりにしてあげること。
心配していた事を済ませてあげたら、それを知らせてあげること。
可愛がっていたペットの世話やその様子をマメに知らせてあげることなども喜ばれるかもしれません。
4.絵文字、顔文字は文字化け・使いどころに注意
私が家族など親しい人へのメールで気をつけてきたのは「文字化け」です。
とくに顔文字、絵文字などは相手が何を使ってメールを受けるか意識して送っています。
文字化けし易いのはケイタイ~パソコン間のメールです。
またケイタイどうしでもDoCoMo、auなど会社の違うケイタイ間では絵文字が違うものに変換されたりするようなので意識したいですね。
家族へのお見舞いメールなら、フレンドリーで表情ゆたかな文面にしたいので絵文字、顔文字を使いたくなるかもしれません。
が、せっかくのお見舞いメールに意味不明な文字化けが混ざってしまうと残念ですから、気をつけましょう!
まとめ
1. 家族へのお見舞いメールはフレンドリーな文面にする
2. 語尾を「です」「ます」にすると優しさ・丁寧さが伝わる
3. 病状・ケガが重い時は心が共にいることを伝える
4. 絵文字・顔文字は文字化けに注意して使う以上、私の経験から入院中の家族へのお見舞いメールで覚えておきたい事をご紹介してみました。
これで、入院中の家族に喜ばれるメールの文面が考えられますね!
ちなみに、ある程度大人になると、家族に気弱なところを見せまいとする人も少なくありません。
でも内心は寂しく、家族からのお見舞いやメールを楽しみにしていたりしますから覚えておきたいですね!