いつ起こるかわからない病気やケガ。親族や友人が入院したと聞かされたら心配になりますよね。
お見舞いに行きたいと思うものの、悩むのがお見舞い金はいくら包んだらいいのかということです。
私も急きょ友人が入院したと聞き、お見舞いに行こうとしたもののお見舞いに現金を包むべきか何か差し入れをするべきなのか?
現金を包むならいくらぐらいがいいのだろうかと色々悩みました…。
そこで今回は、お見舞い金の相場や気を付けるポイント、お見舞いにおすすめの差し入れをご紹介します!
お見舞い金の相場はずばりこれくらい!
お見舞い金の相場は相手との付き合いの程度によっても変わります。
また、基本的には現金を包んでもいいですし、ギフトカードや商品券でも大丈夫です!
仲の良い間柄ならば、何か差し入れという形でもOKです!
ギフトカードや差し入れという形でも、金額の相場は変わらないので目安にしてください。
・親族へのお見舞い金
親族へのお見舞い金の相場は5000円~1万円となっています。
ですが地域や風習によって変わってくることもあるので、まずは身近の親族に相談してみるのが一番いいでしょう!
・友人・知人へのお見舞い金
友人・知人へのお見舞い金の相場は、3000~5000円となっています。
心配する気持ちはわかりますが、あまり高額すぎると相手も気を遣ってしまうので注意しましょう。
・会社の同僚や上司へのお見舞い金
会社の同僚や上司へのお見舞い金の相場は3000円~1万円となっています。
しかし会社だと有志でお金を集めてお見舞い金を贈る場合もあるので、必ず周りに確認してください!
また上司へ対するお見舞い金を個人で渡すのは失礼に当たります。
お見舞い金を包むときに気を付けるポイント
お見舞い金を現金で包む場合は祝儀袋を使います。
水引は紅白の結びきりのものを使います。
水引は結びきりのものと蝶結びのものがあります。
結びきりは二度と同じことがないようにしたいとき、蝶結びは何度同じことがあってもめでたいとき、という風に使い分けます!
お見舞いの場合は同じことがないように結びきりを使います!
入院しているのに祝儀袋?と疑問に思いますが、祝儀袋や香典袋に使われている水引は慶事用と弔事用しかなく、弔事用を使うのは縁起が悪いため祝儀袋を使います。
中には、水引も使わず白い封筒に赤い帯が入っているだけのお見舞い用の袋もりますのでそちらでもいいでしょう!
表書きは「御見舞」と書き、下に自分の名前を書きましょう。
また失礼のないように新札を使おうと思う方もいるかもしれませんが、新札はあらかじめ準備していたかのように思われるのでやめましょう。
新札の場合も一度折り目を付けてから包むようにしてください!
一つ注意してもらいたいのが、右上に熨斗がついいる祝儀袋もありますが、そちらは使用しないようにしてください!
熨斗は縁起事に使われるものです。祝儀袋を使いますが、決して縁起事ではないので注意してください!
私の知人で、お見舞い金を熨斗付きの祝儀袋で頂いた人がいて、「なにがめでたいんだよ!」とかなり怒っていましたのでみなさんも注意してください…。
おすすめのお見舞い品!
仲のいい友人には現金ではなくお見舞い品の方が、相手もあまり気遣うこともなくおすすめです!
お見舞い品の定番といえばお花ですが、このお花も注意が必要です。
今は病院によっては花の差し入れを禁止しているところもあります。
また花のアレルギーを持っている人もいるので、生花を差し入れするときは注意してください。
鉢植えに入っているお花や花瓶が必要なお花も、縁起が悪かったりお世話が大変なので控えましょう!
おすすめなのはバスケットに入っている、飾るだけで華やかになるお花や、お世話の必要のないプリザーブドフラワーなどがおすすめです!
お花以外だとお見舞い品におすすめなのが食べ物です。
病院の食事が口に合わないという人も少なくなく、相手が好きな食べ物を差し入れするとすごく喜ばれます!
ただし、食事制限がないことを確認してから差し入れしてくださいね。
さらに生ものや揚げ物、大量のフルーツはもらった側も困りますので注意しましょう!
また入院生活は暇になることも多いです。
その暇つぶしのために、本や漫画、雑誌を差し入れするのもいいと思います!
仲のいい友人なら、事前にどんなものが欲しいか聞いておくといいでしょう!
まとめ
1. お見舞い金の相場は相手との間柄や付き合いの程度で変わる。周りに相談するのもOK!
2. お見舞い金は紅白の結びきりの水引のものを使う。無地の袋に赤帯のものもある。ただし熨斗付きはNG!
3. お見舞い品なら手入れのいらないお花や相手の好きな食べ物、暇をつぶせるアイテムがおすすめ!
入院しているときは誰もが心細くなります。
ですがお見舞いに来てもらえるだけで励ましになったり、元気をもらえたりするものです。
現金でもお見舞い品でも、相手のことを気遣ったお見舞いをしたいですね。