職場の人が体調不良で仕事を休んだらどうしますか?
いつもお世話になっている相手であればお見舞いのメールを送ったりしますよね。
でも、目上の人が相手だと、なんと送ったらいいんだろう…と悩むことも多いはず。
私も上司にメールを送るときにはすごく悩みます。
失礼がないように文章を何度も推敲しますが、悩んでる時間も勿体ないですよね。
そこで、今回は目上の人へ送るお見舞いメールのポイントを紹介します!
挨拶文はいれない
まず、お見舞いメールの時には挨拶文は必要ありません。
ビジネスメールにおいて、本題に入る前に挨拶文をいれることが多いと思います。
でも、相手は体調を崩して弱っている状態です。長々と文章を読むのも煩わしいですよね。
私も体調が悪い時に、長々と堅苦しいメールが届いたら面倒だなあと思います。
ですので、挨拶文など余計な文章は省いて短く簡潔にしましょう。
体調を気遣う内容から始める
挨拶文は入れずに、体調を気遣う文章から書き始めます。
具体的には「風邪で体調を崩されているとお伺いしましたが、体の具合はいかがですか?」といったフレーズを使うと良いですね。
よく使うフレーズとして、「お大事にしてなさってください」という言葉がありますが、これだけだと冷たい印象になります。
「風邪で体調を崩されていると伺いました。お大事になさってください。」という文章だと、少し感情のこもっていないように感じませんか?
「お大事にしてください」と言われるより、「具合はどうですか?」と聞かれたほうが、心配してくれているんだなという気持ちを感じますよね。
相手の体調を伺うような言葉を添えると気持ちがぐっとこもった文章になります。
回復を急かす内容は入れない
「早く治りますように」など体調の回復を急かすような言葉は控えましょう。
相手に「早く直さないと!」というプレッシャーを与えることになります。
私自身、体調を崩して休んだ時に、職場の人から「体調を整えて早く出勤してください」というメールをもらったことがあって、少し嫌な気持ちになった経験があります。
ここまで直接的な言葉でないにしても、「1日も早い回復をお祈り申し上げます」といった言葉だと使ってしまうことがありませんか?
純粋に早く治って欲しいという気持ちでも、相手が嫌な気持ちになるとは限りませんので、書かないほうが無難でしょう。
仕事の内容はいれない
当たり前のことかもしれませんが、なるべく仕事の話はしないようにしてください。
相手は体調不良で休んでいるのですから、負担になるようなことは避けて回復に専念できるようにしてあげましょう。
どうしても業務上必要なこともあるかもしれませんが、急ぎの内容でなければ体調が回復するまで待ったほうが良いです。
私の話になりますが、先輩が休みの日に分からないことがあって、その先輩にメールで聞いてしまうという失敗をしてしまった経験があります。
幸いにその先輩は優しい人だったので怒られることこそありませんでしたが、「他に聞ける人はいなかったの?」と言われてしまいました。
体調不調で休んでいる相手に対し気遣いが足らなかった…と反省したものです。
みなさんも気をつけてくださいね。
返信不要な内容にする
先程の内容とも繋がりますが、相手が返信しなくても良いように「返信不要です」などの言葉を最後に添えましょう。
体調が悪い時は、メールの返信さえも負担になります。
あらかじめこちらから「返信はいらない」という趣旨の言葉を添えておくと印象が良いでしょう。
例文
最後に私が送った文章を例文としてご紹介します。
今まで紹介したポイントを押さえて、短く簡潔に書くのがコツです。
良かったら参考にしてくださいね!
本日、朝礼で風邪で休んでいることをお聞きしました。
体調はいかがでしょうか?
周りのスタッフも心配しております。
今は仕事のことは心配せず、どうぞお大事になさってください。
お返事は必要ありませんので、お気遣いなさらないでください。
まとめ
1.挨拶文はいれない
2.体調を気遣う内容から始める
3.回復を急かす言葉は使わない
4.仕事の内容はいれない
5.返信不要な内容にする
以上が、目上の人に送るお見舞いメールのポイントです。
これで上司が休んだ時に悩まずにさっとお見舞いメールが送れますね!
私もお世話になっている先輩にお見舞いメールを送るようにしていたら、仕事も安心して任せてもらえるようになりました。
ささいなことですが、こういったことの積み重ねで、心遣いができる部下として信頼してもらえるようになります。
もちろん自分の言葉で書いたほうが気持ちは伝わりますので、ポイントを押さえつつうまく自分流にアレンジしてくださいね!