「お宮参り」といえば、赤ちゃんが「オギャー!」と産声を上げながら世に出てきて初めての大イベントですよね!
中には両家の祖父母も駆けつけて盛大に祝う家族もあります。
じつは私の家系はご先祖の代から「何事もムダなくシンプルに」という家風です。
それもあってか子供が生まれた時、お宮参り・写真のお金の分担について、私は初めて頭を悩ますことばかりでした!
そこで私の体験をもとにお宮参り・写真などの諸費用を誰がいくら払うかについて悩まずに済む方法をご紹介します!
1.本来、お宮参りは出費のかさむ行事ではない!
まず、私がお宮参りの費用について悩んだ末に得た一つ目の結論!それは「お宮参りは本来、あまりお金をかけずにできるイベント」ということです!
お宮参りは赤ちゃんが生まれて一ヵ月目に、誕生地の産土神(ウブスナガミ)様にお参りをすることです。
こうして地元の神さまに赤ちゃんを見ていただき、その地の住人として受け入れていただくのです。
同時に、赤子の幸せ、健康、長寿を祈ります。
これは室町時代ごろに日本で普及したとされ、現代まで脈々と受け継がれてきたのです!
そう、お宮参りの会場は「地元の神社」ですから、赤ちゃん家族の「交通費」は殆どゼロ!
お賽銭も心に決めた額でOK。
宮司さんに祈祷をしてもらっても1万円前後までが多いようです。
今は「記念撮影だ、ホテルで会食だ」と一般人のお宮参りにもゴージャスな「選択肢」がイロイロあります。
その分「何を誰が払うか問題」も発生しがちですね。
そんな中でも本来のお宮参りの意義を覚えていれば、気楽かつ清らかな思いでお参りできそうですネ!
2.費用を「赤子の両親が払う」宣言でシンプルに!
次に、私が体験から行きついたオススメです。
それはお参り、写真などの諸費用を自分たち(赤ちゃんの両親)が負担すると宣言すること!
これにより両親も両祖父母もシンプルかつ丸く収まります。
じつは「お宮参りの費用のどれを誰が払うべきか問題」は、世間でも「水かけ論」的になっているようです…(汗)
赤ちゃんは夫の実家側の『内孫』になる。
だからお金は夫の実家側が出すべき!説もあり。
「いや、それでは申し訳ないから妻側の実家も写真代・食事代を負担すべき」説もあり。
「いやいや、赤ちゃんのお祝いだから赤ちゃんの親が全部負担するのが普通」説もあり…etc.と。
イロイロな意見がひしめき合っているという現状なんですね!
こういう中で「模範解答」を決めるのってスゴクむずかしくありませんか?!
ですからこう宣言しちゃいましょう。「私たちも一人前!親として費用を負担させて頂きます!」と。
これで一気に話はシンプルに!
写真や会食はオプションとして、自分たち若夫婦の「身の丈に合った」選択をすればOKです。
そうすれば育児費・生活費にも配慮したお祝いができますネ!
3.祖父母が申し出てくれる分は「御祝い」としてお願いする
私が体験から行きついた次のオススメです!
それは「赤ちゃんの祖父母が『それでもお金を払わせて!』と言ってくれたら全て『御祝い』として頂く」です!
お宮での御初穂料、写真代、会食料、お祝い…という名目でお金を頂くと「何を誰が払う…」問題が発生してしまいます。
でも祖父母がどうしても「何か払わせて」と言ってくれたら?
その時は「そこまで言ってくれるなら『御祝い』としてお願いします!」と伝えるのがGOODです。
予めその旨を両家にシッカリ連絡しておくと良いでしょう!
4.余分な写真の費用負担は予めお願いしておく
さて、私の体験から最後に提案しておきたいこと!
それは「『余分な写真』が欲しい時はその費用だけお願いします!」と両家に予め伝えておくことです。
まず、写真館と相談して「予算」「誰が入る写真を撮るか」を決めておきます。
ふつうは1~3パターンの写真を夫婦用と両家用だけ手に入れれば事足りるハズ。
でも祖父母が「他の家にも配りたい!」「もっとイロイロな写真が欲しい」とリクエストするケースもあります。
それを撮影現場で言われ「大幅に予算オーバーして十数万円(またはそれ以上?)の写真代がかかった…」という家もあるようです!
しかも、費用がはね上がった分をリクエストした本人が負担してくれるとも限らないようですね。
写真代は意外に出費がかさむ上、赤ちゃんの初のお祝い事でモメ事やイヤな思いなんて残念過ぎますからご参考に!
まとめ
1. お宮参りは比較的低予算でもできるお祝い
2. 赤ちゃんの親として費用を払うと宣言すると話がシンプル
3. 祖父母が申し出てくれるお金は全て「御祝い」としていただく
4. 予算外の写真の費用はリクエスト者本人負担と予め伝える
以上「お宮参りと写真撮影の費用分担を悩まずに済む方法」について私の体験をもとにご紹介させていただきました!
これで両祖父母に何を負担してもらうか頭を悩ませずに済みますね!
ところでお参り当日、両家がお土産や産着を持参してくれることもあるかもしれません。
「相手の実家が恐縮されないよう、あまり高価なものを用意しないように」と一言、両家に伝えておくと吉かもですネ。