長寿のお祝いといえば、還暦、喜寿、米寿など、様々なお祝いがありますね。
実は私も、父の古希のお祝いをどうしようか悩みました。
なにかプレゼントしても喜んでもらえずそのまま放置されてたらどうしよう、、、
今回は、還暦を過ぎ、古希のお祝いを迎えようとしている方へのお祝いとして、何が正しいのか、お祝いの金額は?など、気になるアレコレを予習しておきましょう!
そもそも古希とは
古希とは、70歳の長寿祝いの事を言います。
中国の詩「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」を由来としているそうです。
還暦のお祝いでは、お祝いされる方がまだ元気に働いていらっしゃる場合も多く、古希からきちんと長寿のお祝いをすることが多いようです。
還暦では赤ですが、古希では、紫が長寿祝いの色とされています。
お祝いするタイミングは、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間が好ましいでしょう。
現金を贈る。しかし!
私は喜んでもらえるかな?と思い現金を贈りました。
父は街中に住んでいるのでよく一人で買い物に行ったりしてるので喜んでもらえました。
翌日に早速、散歩するときに履くスニーカーを買ったみたいですよ。
お祝い金の相場
両親、兄弟など | 10,000円~100,000円 |
祖父母 | 10,000円~50,000円 |
親類 | 5,000円~30,000円 |
しかし、贈られた本人がすぐに使える事が前提です。
体の不自由な方や、高齢のためご自分で買い物に行けない方などには、かえって負担になってしまう場合もありますので、注意してください。
物を贈って喜んでもらう!
前の項目でも書いたように、現金が渡せない場合もあるでしょう。
ちなみに弟は小学生と幼稚園の子どもの写真を贈ったみたいです。
父の中では一番の贈り物だったみたいでけっこう立派な写真立てに入れてテレビの上に飾ってるみたいです。
☆色に関するもの
古希のお祝いは紫を基調色としていますので、紫色のアイテムをプレゼントするのも良いでしょう。
……座布団、だるま、湯飲み・グラス、ベスト等
特に高崎だるまは眉で鶴を、髭で亀を表現しており、健康で長生きできますようにと願いを込めて贈ると良いでしょう。
湯飲みは名入れできるものもあり、その方にだけの特別なプレゼントになることでしょう。
☆衣料品
日常で利用でき、実用的なのが衣料品。柄や色、材質の好みや体形など、事前にリサーチしておくと喜ばれますよ!
……ブラウス・シャツ、パジャマ、Tシャツ・ポロシャツ等
普段着として頻繁に着ることのできる服もいいですが、お祝い品ですので、特別な日に着る、ちょっとおしゃれな服も良いかもしれません。
☆食べ物・飲み物
……ケーキ、お酒、お祝いされる方の好物等
自宅に集まってわいわいと食事するのもにぎやかで気を遣わず良いですが、最近では雰囲気の良いレストランで食事をする方も多いようです。その方に合ったプランを考えてみてくださいね。
☆趣味に関するもの
古希のお祝いは70歳ですので、まだまだ元気な方が多いでしょう。
その方の趣味に合ったものをプレゼントしてみるというのはどうでしょうか。
……釣り竿、絵筆、コンサートチケット等
また、今の70代というのはパソコンにもなじんでこられた方、スマートフォンを持っている方も多いですから、新しいパソコンやタブレットなども喜ばれるかもしれませんね。
若い方が使い方を教えるのも、いいコミュニケーションになりますよ!
☆思い出に強く残るもの
やはり誰しも、感動できるもの、強い喜びを感じた出来事はうれしいものです。
思い出に残る品を送ってみるのはどうでしょうか。
……お花、メッセージ入りのアイテム、似顔絵入りのアイテム、感謝を伝えるムービー等
特にお孫さん、曾孫さんなどからのメッセージや似顔絵は特に喜ばれる方が多いのではないでしょうか。
渡し方で喜び倍増!
では、お祝い金やプレゼントを用意したところで、お祝いの渡し方を考えてみましょう。
なにより喜んでもらえるのは、やはり渡す側が感謝の気持ちを持つことです。
「いつもありがとう」と一言添えるだけでも、祝われる側はじーんとしてしまうかもしれませんね。
また、幼いお子さん(お孫さん、曾孫さん等)がいらっしゃる場合には、お子さんが手渡すというのもいい作戦ですね!
まとめ
☆お祝いのタイミングは70歳の誕生日の一週間前から前日までの間
☆お祝い金を渡すときには、相手の方の状況をきちんと考えて、失礼のないように
☆プレゼントはその方の事をよく考えて、合ったものを選んでみましょう
そしてなにより、お祝いに一番大事なのは、祝う側の感謝の気持ちと、これからも健康で元気に、長生きしてくださいという思いです。
これで、古希のお祝いはばっちりですね!
きっと喜んでもらえることでしょう。