可愛い我が子の初節句。
準備をするお母さんにとって男の子の初節句ってわからないこと多くないですか?
女の子なら自分がやってもらったことを思い出して何が嬉しいか想像できるかもしれないですよね。
一番悩むのが鎧や兜などの五月人形のこと。
知っていて損はない鎧兜についての豆知識についてまとめてみました。
鎧兜は必要?
最近は自宅に置くスペースがなかったり、男の子は小学校低学年くらいまでしか興味を持ってくれなかったりという理由で、小学校に上がったくらいから収納されたままになっているという家庭が多いそうです。
張り切って高価なものを買ってもそうなるとちょっともったいないですよね。
でも初節句は鎧兜の前で写真を撮りたい、子供の成長を願う意味でも買いたいという思いもあります。
高価なものですので、自分たちの生活スタイルを考えて必要かどうかよく話し合いましょう。
五月人形とこいのぼり
買うと決めたら次は何を買うのかを考えましょう。
五月人形は【内飾り】と言われ、鎧飾りと兜飾りと武者人形があります。
子どもを病気や事故から守り、元気に育ってくれるようにという願いが込められています。
また子どもの身代わりになって役を引き受けてくれるという意味があります。
こいのぼりは【外飾り】と言われ、子どもがどんな環境でも強く立派になってほしいという願いが込められています。
神様に祈るため高いところに飾ったと言われています。
鎧兜は誰が用意するもの?
これが一番もめるところのようです。
奥さんの親が用意するという考えが一般的なようですが、地域によっても変わるので夫婦の出身地が違うとお互い当たり前と思っている慣習があるのでトラブルになることも。
初節句が近くなってからどちらの親も用意するつもりでいたとか、逆にどちらの親も用意するつもりじゃなかったとなると焦りますよね。
自分たちで買うという選択もありです。
遠慮や気を使うことなく自分たちの好みのものを買えます。
自分たちで買ってその金額を両方の親で折半するという方法も。
事前に家族で話し合っておくことをおすすめします。
鎧兜の失敗しない選び方は?
店頭で見ると感じないですが、家に届くとかなりの存在感です。
飾るスペースと収納スペースは確保できるかきちんとサイズを確かめましょう。
特に親(子供の祖父母)が用意してくれる場合は、注意してくださいね。
張り切って立派なものを用意してくれることが多いようなので、希望をきちんと伝えておくことも大事です。
鎧兜の価格は?
1万円台から50万円以上するものまで幅広い価格帯があるようです。
大きいから高い、小さいから安いというわけではないそうです。
ひとつひとつ手作業のものと型で抜いたもの。
模様が刺繍されているものとプリントされているもの。
というように高いものと安いものにはそれぞれきちんとした理由があります。
最近のものは良くできていて素人には見分けがつかないかもしれませんので店員さんによく相談するといいと思います。
きちんと対応してくれるお店は万が一修理になった時も安心かもしれません。
飾る時期は?
飾り始める時期に決まりはないようですが、4月の上旬から中旬にかけて飾るという家庭が多いようです。
女の子のひな人形と違って、すぐに片づけなければいけない理由もなく、5月の中旬くらいまでを目安に片付ければ大丈夫なようです。
ただし、「一夜飾り」と言って前日に飾り始めるのは縁起が悪いとされているのでやめましょう。
お祝い返しはどうするの?
鎧兜などの五月人形やお祝いをもらった場合のお返しはどうすればいいのか迷いますね。
親であれば、初節句のお祝いに招待して一緒に過ごすことが一番喜ばれると思います。
親戚などからもらって招待が難しい場合は、もらった金額の3分の1程度を目安にお返しを贈るといいと思います。
まとめ
1. 鎧兜を用意するかどうか家族で話し合って決める。
2. 飾り物の意味を知って選ぶ。
3. 誰が買うのか話し合いをしてトラブルを避ける。
4. サイズをしっかり確認してから買う。
5. 信頼できるお店で価格と品質の納得いくものを買う。
6. 一夜飾りを避け1か月~1か月半ほどの期間を目安に飾る。
7. 初節句をもらったらお祝いに招待してお礼をすると良い。
初節句は一生に一度の大切なイベントです。
子どもの成長をみんなで喜ぶ素敵な日。
豆知識をご紹介しましたが、これらの慣習ばかりにとらわれず、それぞれの家族にあったお祝いができるといいですね。
家族みんなで楽しく過ごせますように。