屋外で食事をする際やお弁当を食べるときなど、何かと使う機会の多い割り箸。
けれど、キレイに割れずイライラ!という人も多いはず。
実は私も、割り箸に出会うといつもイライラしていました。
うまく割れないと断面がチクチク指に刺さるし、見た目もなんだかかっこ悪い…
そこで「キレイに割り箸を割って、楽しく食事をしたい」と思って実際に試した、失敗しないキレイな割り箸を割る方法を紹介します!
まずは割り箸の構え方から
まずは割り箸の「構え方」から見直してみました。
縦に持って使うものである箸。割り箸だって縦に持って構えるのが正しい、その考え方を変え、割り箸を水平に持ち、構えます.
持つのは箸のはしっこの方ではなく、割れている部分とくっついている部分のちょうど境目あたりがいいでしょう。
縦に構えて左右に割ってしまうと、割れたときの勢いで近くの人にぶつかってしまうことがあるので要注意です!
私はひじをぶつけてしまったことがあり、その後の食事がなんとなく気まずいものになりました…。
もちろん、周りに誰もいないときは左右に勢いよく割っても大丈夫です。
水平に構えたときも、割り箸の位置はあまり上過ぎないように、胸の前あたりを意識すると割りやすいと思います。
整理すると、
・割り箸を水平に構える
・手を真ん中より少し上あたり(割れている部分とくっついている部分の境目)に添える
・割り箸を胸の前、膝の上に構えなおす
実際にやってみるときは意識する間もない動作ですが、これがしっかり出来ているとおおかたの割り箸はキレイに割れてくれます!
“割る”よりも“引き裂く”イメージで!
水平に構えて割ってもキレイに割れない、また、やっぱり縦に構えて割りたい、という方は、割り箸を割る、というよりも、一つのものを二つに分離させる、引きはがすという感覚で割ると良いと思います。
これは私の知り合いがやっていた割り箸の割り方です。
とある昼食時のこと、私の知り合いが弁当を食べる際、割り箸を縦に構えたままキレイに割っていました。
それまで慎重に水平の構えで割っていた私はびっくり。
知り合いに、「どうしたら割り箸を縦に持ったまま、そんなにあざやかに割れるの?」と尋ねたほどでした。
知り合いいわく、「そんなに意識したことはないけれど、割り箸は割るというよりも縦に引き裂くというイメージで使っているよ」
そうだったのか!なるほど、と思ったものでした。
水平に構えて上下に割ることと、縦に構えて左右に引き裂くことは、どちらも力のかかり方にあまり変わりはないでしょう。
割り方に対するイメージの持ち方一つで、私たちの割り箸の割り方は大きく異なっていたのですね。
割るときは思い切りよく!
割り箸をキレイに割るために大切なのは、持ち方だけではありません。
しっかり割ってやるぞ!という心構えが大切なのです。
割る瞬間は迷いなく、思い切りよく!
言葉で説明すると分かりづらいですが、たとえば、マンガやドラマで主人公が口にくわえた割り箸を、思い切り割るシーンがありますよね。
パキッ!と小気味いい音を立てた割り箸は、たいがいキレイに割れています。
割るときにためらってしまうと、割り箸は変な力の伝わり方をしてしまうため、キレイに割れにくくなってしまうのです。
私もはじめは思い切りよく割れませんでしたが、今ではしっかりキレイに割れるようになりましたよ!
これで一般的な割り箸はキレイに割ることが出来るようになったと思います。
しかし、割り箸は様々な食事の場面で、色々な形で登場します。
お花見やバーベキューでの割り箸はこれまでの方法で割れるようになっても、料亭などで出て来る割り箸や、箸袋に入ったもの、真ん中を巻紙でとめてあるタイプなど様々です。
次は、そんな付属品で作れる箸置きについてご紹介します。
動画で分かる!箸袋で箸置きを作ろう
お正月などお祝いで使う祝箸のように、箸袋が付いている箸がいくつかあります。
その場合、使ったあとは箸袋にしまうのがマナーです。
また箸袋で簡単な箸置きを作り、食べている最中はその上に置くのも好ましいです。
簡単に出来る箸置きの作り方については、こちらの動画を参考にしてみてください!
箸袋で簡単な箸置きを作ることが出来るようになったら、色々な形に挑戦してみると面白いですよ!
動物やそのほかにも楽しい形の箸置きを、箸袋で作ることができます。
割り箸をもっと便利に、もっと楽しめるものにしていきましょう!
まとめ
・ 割り箸を胸の前で水平に構え、上下に割る
・ 縦に構えて割るときは、引き裂くイメージで
・ 割るときは思い切りよく!
・ 箸袋で箸置きを作る
割り箸はそのときの食事のためだけにある、「使い捨て」のものです。
しかし、工夫一つでその食事に楽しさをもたらせてくれます。
飲食店などでも割り箸のすがたはあまり見られなくなってしまいました。
いつかは私たちの身のまわりから消え去ってしまうかもしれません。
そんな今だからこそ、正しく楽しく割り箸を使おう!