フレンチよりもカジュアルなイメージがあるイタリアン。
少し高そうなお店だったら、恥をかかないようにマナーを知っておきたいですよね。
「食べる時のマナーって何?」
「どんな服装だったら失敗しない?」
基本的なマナー知識があれば、緊張することもなく楽しい食事ができますね!
基本的なマナーを覚えておこう
初めていく場所は緊張しますが、かしこまった場所だともっと緊張しますよね。
「これ何?」「どうしたらいいの?」
と不安があると美味しい食事も味がわからないかも…。
■案内されてから席に座るまで
座る前からマナーは始まっています。
格式の高い店なら、ウェイターが椅子をひいてくれるので、椅子の左側から座りましょう。
荷物を置く場所がなければ背中と椅子の間に置いてくださいね。
コートや大きい荷物を椅子にかけるよりかは、お店の人にお任せしたほうが、慣れた感じでスマートですね。
携帯電話は必ずマナーモードに!
「綺麗なお店~!」とテンションが上がりそうですが、パシャパシャと写真を撮るのは、他のお客さんに迷惑になりますので遠慮しましょう。
電話をする時は席を外してトイレなどでしてくださいね。
お手洗いも済ましておくのもマナーですよ。
■ナプキンはどう使う?
「どのタイミングで、どうやって使うの?」と悩むかもしれませんが簡単です。
ナプキンがテーブルに置いてあったら、料理を注文した後に手に取りましょう。
食前酒が来る前にはヒザの上に置いてくださいね。
本来は少しズラして二つ折りにして、輪になったほうを手前に置くのが正しいようですが、広げるだけでも大丈夫!
口元を拭く時には、汚れが見えないように内側で拭きましょう。
席を立つ時にはナプキンの真ん中を持って三角形にし、椅子の上に置いておくのがベストです。
椅子にかける方法もありますが、汚れが見えてしまうかもしれないので、テーブルより上に置かないほうがいいですよ。
食事が終わったら、ナプキンは簡単にたたんでテーブルに置きましょう。
欧米ではグチャグチャにしてテーブルに置くことで、美味しかったですと表現するそうですが、日本ではあまり見かけないかもしれませんね。
綺麗にたたんでしまうと失礼になってしまうので気をつけて。
「面倒だからナプキンを使わずに、自分のハンカチやティッシュを使いたい。」と思うかもしれませんが、これはマナー違反!
「こんなナプキンは使えません」という意味にとられてしまいますので、気をつけましょう。
■テーブルマナーってどんなの?
カトラリーは外側から順番に使ってください。
もし落としてしまっても拾わずに、ウェイターさんに声をかけましょう。
イタリアンでは必ず出てくるパスタ。
本場のイタリアではスプーンを使わず、フォークのみを使うのが正しい食べ方です。
ですが、スプーンも用意されていたら、スプーンを使って巻きつけてもOK!
フォークのみ使う場合は、ソースが飛んだり大口を開けたりしないよう気をつけて、2~3本を巻きつけて少しずつ食べましょう。
2人で食べていて、お互いのパスタを皿ごと交換して食べるというのはマナー違反なので、やめておきましょう。
パンは一口サイズにちぎって食べるのがマナーです。
残ったパスタのソースにつけて食べるのも美味しいですが、格式の高いお店だと良くないので気をつけて。
ピザは手で食べて大丈夫。
一切れずつ自分のお皿に移して食べましょう。
チーズが落ちそうになったら、フォークで切ってピザの先端にクルッと乗せたら綺麗ですよ。
どんな服装がいい?
格式の高いお店でデートだと、胸元が開いたものやミニスカートなど、肌の露出が多い服装は下品に見えてしまいがちです。
また、カジュアルすぎる服装もアウト。
サンダルやジーンズ、Tシャツに短パンはやめておきましょう。
絶対に間違い無いのは、ブラウスにスカート、ワンピース、パンツです。
少しカジュアルなビストロでも、キッチリしている店もあるので、服装には注意しましょう。
ミシュラン級のお店の場合、ドレスコードを求められる場合があります。
男性の場合は襟付きシャツにジャケット、もしくはネクタイやスーツ姿、足元は革靴で。
女性の場合にはジャケットやスーツ、またはワンピース、足元はヒール、バッグはクラッチバッグやパーティーバッグなど。
「服は決めてたけど、靴は忘れてた…。」なんてことにならないように。
服装ばかりを気にしてしまいがちですが、ウェイターがお客さんを案内する時に、一番初めに見るのが足元だそうですよ。
バッグや靴までバッチリきめていきましょう!
まとめ
・ナプキンやカトラリーなど、基本的なマナーを覚えておこう
・服装はカジュアル過ぎず、鞄や靴にまで気を配ろう
せっかく美味しい料理を食べるのに、マナーや服装が気になっていてはもったいないですよね。
あらかじめ予習しておけば、上品で余裕のある人に見られてかっこいいですよ!
バッチリきめて、楽しい食事時間を過ごしてくださいね。