皆さんはハムスターにどんなおやつを与えていますか?ハムスターはなんでも美味しそうに食べてくれるんですよね。
そこで、ハムスターにさつまいもは与えても大丈夫なのか?と思ったことはありませんか?ペットショップでも見かけたりするの思います。犬はさつまいも大好物だそうです。そうしたらハムスターも大丈夫なのでは?
今回は、ハムスターのさつまいもについてご紹介していきたいと思います。
ハムスターにさつまいもは大丈夫?
答えは、与えても大丈夫です。実はハムスターもさつまいもが大好きなんです。ただ与え方が非常に大切になますので、まずは与え方の注意点を説明していきます。
さつまいもは炭水化物を多く含む野菜のため、カロリーが高く、与えすぎるとカロリー過多になり、ブヨブヨの肥満体型になってしまうのです。
また、さつまいもには、ヤラピンという腸を活性化させる効果があり、さつまいもに含まれる食物繊維の効果により便秘を解消してくれるのです。かなり良いと思うかもしれませんが、与え方を間違えると、下痢を引き起こしてしまう可能性があります。
なので、1日1回、5mm角を目安に与えるようにしましょう。
さつまいもの与え方について
ハムスターは生のさつまいもでも蒸かしたさつまいもでもどちらでも食べることができます。
注意点は与える前に、下処理を必ずすることです。カットしたさつまいもを5分~15分程度水にさらし、水が濁ったら新しい水に変えましょう。このようにしっかり処理することによって、ヤラピンが減少し、下痢になりにくくなります。
・生のさつまいも
生の状態で硬いさつまいもを食べることで、ハムスターの自慢の前歯をしっかり使うことで健康にかなり良くなります。
・蒸かしたさつまいも
蒸すことによって、柔らかく食べやすくなり、甘みがかなり増して、消化も良くなります。
高齢ハムスターには、蒸したさつまいもを与えてあげましょう。
また蒸し方は、レンジでもお鍋でもどちらでも大丈夫です。
レンジで蒸す場合は、水で洗ってさらしてから、穴を数箇所開けましょう。ラップで包み、200wの低いワット数で5分〜10分ほど温めて下さい。必要に応じて反対も加熱してあげると良いでしょう。竹串が通ったら出来上がりです。
お湯で蒸す場合は、お鍋に数センチほどの水を張り、その上にステレンスの型を入れてさつまいもを入れます。30分ほど加熱してさつまいもを蒸してください。こちらも竹串が通ったら出来上がりです。
どちらも、しっかりと冷やしてから与えましょう。
さつまいもを与える注意点
市販で売っている人間用の焼き芋を与える方も多いようですが、ヤラピンが残っている可能性が多く、軟便を招いてしまう可能性があります。また、人間用に調理されているため、甘さを出すために塩を使用している場合があるのです。なので下味で塩を使用しているものは与えるを控えましょう。
そして焦げ目がついていたら、発がん生物質を含むので、綺麗に焼けている部分のみを与えるようにしてください。そして、しっかり冷ましてから与えるようにしましょう。
そして、さつまいもを与える時は、必ず食べ終わるまで観察していましょう。蒸したさつまいもなどの食べ残しがあると、腐ってしまったり、虫がよってきたりしてしまいます。そのため、食べきれなかった分はしっかりとその場で処理するようにしましょう。夏場は特になんでも腐りやすいので、さつまいもに限らず野菜や生物を与えた時は同じように注意することが大切です。腐ったものを食べてしまえば、ハムスターは身体を壊してしまいます。気をつけましょう。
ここで1つ気になるのが、さつまいもの皮ですよね。さつまいもの皮も与えて大丈夫です。皮には栄養素が豊富に含まれているのです。なので捨てずに与えるようにしましょう。
ただし、皮にもヤラピンが含まれているのでしっかりと水にさらし取り除きましょう。
まとめ
ハムスターにさつまいもを与えて良いのか?ということをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
さつまいもはハムスターの大好物なので一度与えてみても良いと思います。
またペットショップでもさつまいものおやつが売っているのでそれでも良いでしょう。
ただし与え方には要注意です。
- 下処理は必ず行いましょう。5分から15分水に浸し、水がにごってきたら新しい水にすること。
- 焼いたさつまいも、蒸したさつまいもは必ず冷やしてから与えましょう。焦げ目の部分は与えないこと。
- さつまいもを与えるのは1日1回、5mm角です。それ以上与えるのは、肥満や下痢になる危険性があるのでやめましょう。
このようなことを注意して与えれば、ハムスターも健康的で、好物のものなので喜んでくれるはずです。
ただいくらハムスターの好きな食べ物でも、中には、さつまいもが苦手なハムスターもいるので、最初に与えた時はしっかりと観察するようにしてくださいね。