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ハムスターのエサ・食べ物

ハムスターは小松菜を食べれる?生がいいのか茹でるほうがいいのかについても

皆さんはハムスターにどんな野菜を与えていますか??モグモグ食べているハムスターはとっても可愛いですよね。

小松菜は、ビタミン類、ミネラルなど非常に栄養価が高い緑黄色野菜ですよね。人間は良いけど、ハムスターには与えるの良くないのかな?思う方が多いと思います。結果を先に言ってしまいますが、小松菜は食べても大丈夫です。ただ与え方や量をしっかり守る必要があります。

そんな小松菜の与え方について、ご紹介していきたいと思います。

 

♢小松菜を与える時に気をつけること!

まず、小松菜の成分をご紹介します。

  • ビタミンC
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • カルシウム
  • カロテン
  • リン
  • 食物繊維

を豊富に含み、とくにカルシウムはほうれん草の3倍以上も含まれているんです。すごいですよね。

成分を知ったところで次は、ハムスターに与えて良い小松菜と、与えてはいけない小松菜があります。

ハムスターに与えて良い小松菜としては

  • 生のままの小松菜
  • 乾燥させた小松菜
  • 茹でた小松菜

になります。おすすめとしては、乾燥した小松菜で、理由はハムスターが水分を取りすぎてしまうので乾燥させた方が抑えられるからです。

乾燥が難しい方は茹でることをおすすめします。

小松菜にはカルシウム以外にも、シュウ酸や硝酸塩という成分をふくんでいます。

茹でる理由としては、

硝酸塩は体内で亜硝酸塩に変化すると発がん性物質を生成する可能性がある物質です。茹でることによって、シュウ酸・硝酸塩の大部分を除去することが出来ます。

生で与えても即座に健康に害が出るわけではありませんが、茹でてから与えた方が良いでしょう。

茹でたあとは余熱をとって、水気を十分に切ってから与えましょう。

 

ハムスターに与えてはいけない小松菜は、

  • 人間用に味付けされた小松菜
  • 傷んでいる小松菜

になります。小松菜は新鮮なものを選び、何も味はつけてはいけません。塩分が高くなり体にかなり危険です。そして、人間用に味付けされたものは小松菜だけではなく、全ての食べ物がNGですので注意してください。

そして、小松菜の芯は食べても問題ありません。ただし与えすぎは水分の摂りすぎになるので注意が必要です。

 

♢小松菜の適量など!

ハムスターの大きさによって異なります。

・ゴールデンハムスターなみの大きさなハムスターは、500円玉くらいの大きさになります。

・ジャンガリアンハムスターなどの小さなハムスターには、100円玉くらいの大きさにしましょう。

また小松菜を与えた時は、食べ終わるまでしっかりと観察し、残したぶんは処分するようにしてください。そのままにしておくと、傷んだ小松菜を食べて体を壊してしまう可能性があります。気をつけましょう。

ハムスターに小松菜をあげすぎてしまうと、カルシウムを多く含んでいるため、結石(尿路結石、膀胱結石)になることがあります。

なので必ず適量を守るようにしましょう。

そして与える頻度ですが、多くても週1~2回にし、間隔をあけて与えるようにしましょう。

♢小松菜とカルシウム

先程も書きましたが、小松菜にはカルシウムがかなり豊富に含まれています。そのためカルシウムについて知っておく必要があるのでご紹介させていただきます。

人間であれば嬉しいカルシウムですが、ハムスターにとっては過剰の量のカルシウム含有量です。数ある野菜の中でもTOP5に入るカルシウム含有量のため、過剰摂取になってしまう可能性があります。カルシウムをとりすぎるとどうなってしまうのか?と思いますよね。

カルシウムは骨や歯の主成分となり、細胞や筋肉の成長を促進してくれます。ただし、過剰に摂取した場合、高カルシウム血症・尿路結石・前立腺ガンなどの病気になる場合があります。

そのため、人間であってもカルシウムの過剰摂取はNGとされており、一日あたり2500mgまでの摂取上限と言われています。それ以上に摂取すると、体に良かったはずのカルシウムが原因で病気になってしまうんです。

ちなみにこのカルシウムは、牛乳換算で2,4リットルほどの量になります。そして日本の成人の場合、平均で1日あたり500mgのカルシウムを摂取しているそうです。推薦摂取量は600mg〜800mgと言われているので、むしろ現代人はカルシウムが不足しているといえるでしょう。

ここまで小松菜とカルシウムの関係をご紹介してきましたが、人間ですら摂取制限のあるカルシウムをハムスターが過剰摂取したらどうなるでしょうか?ご想像つくのではないでしょうか。

♢まとめ

ハムスターに小松菜を与えても良いのか?という内容でしたが、いかがでしたでしょうか?

  • 小松菜には沢山の栄養素が含まれている
  • 特にカルシウムは豊富
  • カルシウムはハムスターにとってリスクがある
  • 適量はハムスターの大きさによって異なる
  • 頻度は多くて週1〜2回、間隔をあけて与える
  • 乾燥タイプがおすすめ
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