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ハムスターの飼育・飼い方

ハムスターの部屋のレイアウトを考える時に抑えるべきポイント5選!変更時の注意点も

ハムスターのお部屋を考える時間ってとっても楽しいですよね。どんな物を置こうか?何処に何を配置しようか?などとついつい長い時間かけてしまったりするんです。

ですが、そのお部屋に過ごすのはハムスターなのでハムスターが気に入ってくれないと意味がないですよね。

ハムスターケージの中のレイアウトは非常に重要です。グッズを適当な場所に置いてしまうと、トイレを覚えなかったり、寝るはずの場所で眠らなかったりしてしまうのです。

快適に過ごしてもらうために、お部屋のレイアウトのポイントをご紹介していきたいと思います。

♢レイアウトとは!

まず知ってもらいたいのは、ケージというのはハムスターの家ではなく、街になります。ハムスターにとっては巣箱が家であり、ケージ内は外出先となる街になるのです。なのでケージのレイアウトは家づくりではなく、街づくり、ということを理解して始めていきましょう。

♢ポイント1、ハムスターの家、巣箱の配置

まず、大切なのは家である巣箱ですよね。巣箱の配置はケージの奥角となります。ハムスターがリラックスして落ち着くためには、人間の目線や音からできる限り遠ざける必要があります。真ん中に置いてしまうと、他のグッズの置き場が難しくなってしまうというのもありますが、ハムスターが落ち着かず、巣箱ではない、隅っこで寝てしまう可能性があります。

巣箱の形状は、入り口が2個あるものが良いでしょう。ハムスターは1箇所を入口、もう1箇所を出口として使うため、理想は2つが良いです。

 

そして、トイレから離すことが大切です。ハムスターは綺麗好きです。近くにあるとストレスになるので気をつけてくださいね。

また給水器もなるべく離してあげましょう。振動などで水がぽたぽた垂れてしまう場合があります。ハムスターに水はかなり危険なので必ず離すようにしましょう。

♢ポイント2、注意すること!

レイアウトが決まったら、本当にハムスターはここで安らげるのか?安全に暮らせるのか?というのを、ハムスターになったつもりで考えてみましょう。

まず、ハムスターの脱走の危険性や、高いところに登って落下する危険性などがないかを調べましょう。ハムスターは夜になるとかなり激しく動き回ります。

巣箱や給水器、おもちゃなどハムスターが登れて、さらに脱走できてしまう箇所は無いですか?登れないと思っていても、隙間から体を補足して登って行くこともあります。そして驚く方もいるかもしれませんが、ハムスターのジャンプ力はすごいんですよ。自分の身長の倍は飛びますので油断していると危険です。

そしてそれぞれのおもちゃがしっかり機能するかも確認しましょう。回し車は意外と危険が多いのでしっかりと確認することが大切です。回し車の近くに物は置かないこと、しっかり固定されていて回し続けられるか?などチェックしましょう。

♢ポイント3、グッズを置きすぎない!

飼い主さんが、あれもこれも!とペットショップなどでテンションがあがり、グッズを買い揃えることは多いでしょう。私も飼い始めはそうでした。

気に入ったものや遊んで欲しいものを全部ケージに入れた時、残りのスペースはどのくらいになりますか?ハムスターがしっかりと動き回るスペースはありますか?ハムスターはたくさん動き回る動物です。広々としたスペースが欲しい!駆け回りたい!というのがハムスターの本能になります。ケージ内にたくさんグッズなどがあると、ハムスターが自由に動き回るスペースが無くなってしまいます。そうするとかなりのストレスになり、運動不足にもなってしまいますので注意しましょう。

♢ポイント4、レイアウト変更は避ける

レイアウトが決まって、ハムスターが普通に生活しているところで、気分転換にレイアウトしよう!というのは基本的に避けてください。

ハムスターは縄張り意識の強い動物で、ケージ内にたくさん匂いをつけます。寝床やトイレの匂いが変わると、ハムスターは不安になったり混乱してストレスになってしまいます。また、せっかく覚えたトイレを忘れてしまったりすることもあるので、特別な理由がない場合はレイアウトは控えましょう。

♢ポイント5、餌入れの配置

餌とお水はセットなので一緒に配置する方が多いですよね。一緒に置くのは良いのですが、近すぎると餌入れの中に水が入ってしまう可能性がかなり高くなってしまいます。なのでしっかりと、給水器と餌入れの距離をとることが大切になります。また餌入れも動きやすいものは控えましょう。そして、ペレットとおやつ、野菜は別の容器に入れるようにしましょう。野菜をそのままケージの中に入れてる方が居ますが、底材が湿ってしまいハムスターが不愉快な思いをします。

そして、ハムスターは警戒心が強いので餌を食べる瞬間も慎重に行動する子もいますので、安心して食べれるような環境を作ると良いでしょう。

♢まとめ

ハムスターのケージレイアウトについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

過ごすのはハムスターということを忘れないようにしましょう。

ハムスターが安心して、快適に暮らせるようにレイアウトをしたらしばらく観察するようにしてくださいね。

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