ペット保険といえば、犬や猫とイメージする人が多いでしょう。
実はうさぎやハムスターのような小動物も加入できる、ペット保険もあるんですよ。
でも、ハムスターは寿命も短いし入る必要はあるのかな?と思う方もいますよね。
今回は、ハムスターの保険は必要なのか?保険の概要についてもご紹介していきたいと思います。
♢ペット保険とは?
まず、ハムスターについて解説する前にペット保険について簡単に説明します。
ペット保険とは、ペットが怪我や病気をした時に、その診療費の1部、または全額を保険金として受け取ることで、自己負担を抑えられる保険です。
保証内容は、ペット保険では主に、通院、入院、手術にかかった費用に対して保証を受けられます。
診療費の実損の1部を保証するタイプと、診療費の実損100%を保証するタイプの2種類があります。
♢ハムスターの特徴
ハムスターの寿命はおよそ、2年~3年と言われており、また非常にデリケートでさまざまなことでストレスを感じやすい動物です。
たとえば、室内をある程度の温度、湿度にしないと体調に影響が出てしまったり、隠している餌が腐食し、それを食べて病気になることもあります。
しかし、頻繁にケージを掃除したりするとかえってストレスになってしまうこともあります。不衛生な部分だけ掃除することや、掃除する際は音を立てず、声も出さずにするなどの配慮もした方がよいでしょう。
そして、ハムスターは弱った姿を見せないという習慣があります。
そのため、普段の飼育においても、ハムスターがなにか怪我や病気をしてもなかなか行動や生活に変化がなく気づきにくい場合があります。
そして、気がついたころには手術が必要になっていることや、あるいはハムスターの体力によっては必要な処置ができないほどに衰弱した状態になっていることもあります。
♢ハムスターによく見られる病気
実際にどのような怪我や病気をするのか代表的なものを紹介しますね。
・不正咬合
ハムスターは上下合わせて4本の切歯という歯があり、これは生涯伸び続けます。不正咬合とは、この歯の長さが何らかの理由で不均等になったり、伸びすぎたり、あるいは伸び方がおかしくなってしまったりすることを言います。歯のかみ合わせが悪くなり、食事が十分にとれなくなることや、出血や、炎症を起こす可能性もあります。
・腫瘍
ハムスターによくみられるのが腫瘍です。見た目では判断できず検査が必要になります。完治させるには手術しかなく、手術もかなりリスクが高くなります。
・ニキビダニ
ダニの一種である毛包虫が、ハムスターの皮膚に寄生することが原因で発症します。
治療は。ダニを駆除する薬の投与や、ハムスターの免疫力を高めるための治療や処置を行います。
・ウェットテイル
下痢によって肛門や、尻尾付近が濡れる状態から、ハムスターの下痢を総称してウェットテイルと呼ばれるようになりました。
細菌やウイルスなどの感染、ストレスなどが原因になります。場合によっては死亡することもあります。
代表的な病気はこのようなものになりますが、この他にもあります。1度病気になると通院することが多くなります。そのようなことを踏まえて、保険に入るか決めると良いでしょう。
ちなみにうちはハムスター2匹飼っていますが、保険には加入していません。
♢ハムスターのおすすめの保険はある?
現在、ハムスターが加入できるペット保険は限られています。数少ないハムスターでも加入できるペット保険の一つである、SBIプリズム少額短期保険の、プリズムコール、うさぎ等小動物プランという商品を取り扱っています。
プリズムコールは、ハムスターは生後30日から2歳未満まで加入することができます。
また、保証内容に応じて3つのぷらんがありますが、いずれも保証割引は100%、ハムスターの年齢にかかわらず保険料は一定です。
アニコムの情報によりますと、1年間にペットにかけた費用のうち、犬の怪我や病気の治療費は、7万1135円で、猫は、4万3057円となっています。
これに対し、ハムスターの治療費は犬や猫に比べると割安であることが多いです。
ただし、ハムスターは非常にデリケートな生き物なので、食事や環境によって体調を崩してしまうことがあります。さらにハムスターは、自身の弱った姿を隠そうとすることがあるため、気付かぬうちに大きな病気になり、大掛かりな手術になる可能性もあります。
ハムスターは犬や猫などに比べて体が小さく、対応できる病院も限られているので、思いもよらず高額な治療費が必要になる可能性もあります。また、タイミングによっては治療にかかる支出げ家計を影響する場合もあるでしょう。
今回紹介した、 プリズムコールは、保険内容ほ違う3プランがありますので、保険内容と保険料のバランス、重視したい保険内容から選ぶことが出来ますよ。
♢まとめ
ハムスターの保険についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
犬や猫に比べると、ハムスターの保険はあまり興味のない方が多いと思います。
ですが、大事なハムスターのためにも入ってみても良いのではないでしょうか。
気になった方は保険会社に問い合せて相談してみても良いと思います。