皆さんはハムスターを飼う時、飼う前にしっかりとハムスターについて勉強していますか?
何も知らずにただハムスターが欲しくてペットショップにいき、ハムスターを迎えたけど上手く育てられない!という方も多いはずです。
大切なのは、ハムスターをお迎えする前に、ハムスターについて勉強することです。
ハムスターの習性を理解して飼育グッズを選ぶことで、ハムスターがより快適に過ごせる空間を作ることができるのです。
そこで今回は、ハムスターが安全に快適な生活を送れる住処を作るために最低限必要なグッズをご紹介していきたいと思います。
♢1番大切と言っても良いケージ選び!
まずはハムスターの住処ともなり、一日の大半を過ごす場所となるケージ選びです。
できる限りハムスターが安全、快適に生活できるケージを選ぶようにしましょう。
中にはハムスターが生活する上で危険ともいえるケージが販売されているので、怪我することなく飼育できるかを考えることが大切です。
ケージのタイプは大きく分けると、金綱、プラスチック、水槽と3つあります。
♢安心して使える床材選び!
ケージの次に考えたいのが床材です。
野生のハムスターは地下に掘った穴の中で生活しているため潜ろうとする本能があります。
ですので、ハムスターの体が隠れるくらいの床材をたっぷり敷き詰めてあげるとストレスを感じにくくなります。
床材は断熱材としての役割もあるため、冬場は中に潜って暖を取り、夏場は湿気を取り暑さを和らげるといった効果もあります。
♢ハムスターのサイズに合わせた巣箱選び!
底材と同じく安心して住処を作ってあげるため、巣箱も大切なアイテムの1つです。
巣箱はハムスターがケージの中で安心して眠ったり、出産や子育てをする為にも必要なものです。
選び方のポイントは、ハムスターの大きさで選びます。ハムスターにとって快適と感じる広さは、ハムスターが3匹入る広さになります。
その点を考慮しながら選びましょう。
♢運動不足解消の回し車!
ハムスターの習性を理解した上で購入したい回し車です。
野生で暮らすハムスターは、毎日餌を求めて長い距離をたくさん走ります。
そのうえ、巣穴から外に出ると天敵となる動物に食べられてしまう可能性があるため、ハムスターには逃げるために動き続ける本能も備わって居るのです。
ケージの中でもその習性を満たしてあげられるように、回し車を用意し少しでも走れる環境を作ってあげることが大切です。
回し車は、ハムスターの大きさによって購入するサイズが異なりますので、気をつけてくださいね。
そして、夜行性のハムスターは、回し車を使うのが夜中になるので、静音タイプを選ぶようにしましょう。
♢水分補給に必須な給水器!
運動をしたらハムスターだって飲みたくなるのがお水です。
ケージの中には、ハムスターがいつでも飲めるように給水器を用意しておきましょう。
注意点は、必ず給水器にすることです。
お皿にお水を入れて置くのは辞めてください。
ひっくり返して床材にカビが生えたり、ハムスターがお皿の中に入って濡れてしまう可能性もあります。
ハムスターは濡れてはいけない動物ですので気をつけましょう。
給水器は最低でも1週間に1度はしっかりと洗うようにしましょう。
♢食事をしやすい餌入れ選び!
水分補給の次は、栄養補給に関連する餌入れです。
餌入れはプラスチック製や陶器製がありますが、おすすめは陶器製になります。陶器は重みがあるので安定感がよく、ハムスターがよじ登っても傾くことがありません。
ペットショップで可愛いものを選ぶのも良いですが、百均に売っているお皿もなかなか可愛いのでおすすめですよ。
♢トイレを設置して場所を覚えてもらおう!
食事や水分を取ったら必要となる物がトイレですよね。
トイレ選びのポイントは屋根の有無になります。屋根があることでケージ内にトイレの砂が飛び散ることごありません。
また、サイズはハムスターが1匹入るくらいの大きさで十分です。
ケージの中に屋根がある巣箱とトイレを2つ置くので、サイズの大きいトイレを入れてしまうと圧迫感がでてしまいますし、ケージ内が狭くなってハムスターが走り回れるスペースが無くなってしまいます。
♢まとめ
ハムスターに最低限必要なグッズをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか
念の為金額もご紹介しますので参考にしてくださいね。
- ケージ、3000円~1万円
- 床材、500円~1500円
- 巣箱、1000円~2500円
- 回し車、500円〜1800円
- 給水器、1000円
- 餌入れ、100円~500円
- トイレ、1500円
が、大体の目安となります。ケージがなかなか金額が違ってくるのでケージ次第で合計金額が変わってくると思います。
ここにプラスして、餌とおやつ、おもちゃなどが追加される感じになります。
可愛いハムスターのために、一つ一つのグッズ選びは重要です。快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。