注意!ハムスターは水、お湯が大の苦手!
冒頭の写真のように水の中にダイブしてしまうと、命の危険もあります。
多くのペットは定期的に、お風呂に入れてシャンプーをしたりして綺麗な状態を保っていますよね。なのでハムスターも!という流れで知らずに入れてしまう方もとても多いでしょう。
ペットショップで注意があるはずですが、中には説明をしない所もあると思います。
それでは、なぜ水やお湯が苦手なのかを説明していきたいと思います。
なぜ水は危険?
ハムスターは元々、砂漠で生息していた生き物であるため、水が大の苦手なんです。
そして水をたくさん飲む必要もありません。
毛で被われてたとしても、体が濡れてしまえば上手く温度調節ができず、体調を崩してしまったりストレスを与えてしまうことになります。
もちろん、お湯も同じく絶対にいけません。
私は2匹のハムスターを別々に飼っているのですが、そのうちの1匹が体調を崩した時に病院に連れていき、言われたことが
「ハムスターは感情を表情に出すことがない。だから何処か体調が悪くても気づかないことが多い。倒れて初めて気づくことがほとんどなんだよ。」
と言っていました。
ということは、喜んで水遊びをしているいように見えているだけで、実際はとっても嫌がっていて、身の危険を感じている状態、という事です。
とっても恐ろしいことですよね。
トラブルを回避する方法
家の中で飼う生き物、ハムスターは、いくつものトラブルが起こる可能性があります。
たとえ飼い主が気をつけていたとしても、です。
1番気をつけたいのは、水分です。
ハムスターは、野菜やフルーツなどに含まれている水分があれば、水を飲まなくて大丈夫!とも言われていますが、野菜やフルーツをあげすぎるとお腹を壊してしまう可能性もあり、さらに栄養バランスが壊れてしまうので、水分をしっかり与えましょう。
うちで使用しているのは、給水器で飲み口がかなり小さいものにしています。
悪い例として、お皿に水を入れて…。や給水器でも飲み口が大きくて飲んでいる時に、顔にバシャバシャ水がかかってしまったり、水が垂れっぱなしの給水器を使っていたりする…。
など、それだけでもかなり危険なのです。
お皿で水を与えると、手足を水の中に入れてしまったり、滑ってお皿の中に落ちてしまう。ということがありますので、お皿は控えましょう。
給水器は長年使っていると、飲み口が緩くなってきます。自然とぽたぽた水が落ちてくることが多いです。なのでそうなった場合はすぐに買い替えましょう。ぽたぽたと落ちた水が足元をどんどん濡らしていき、ハムスターにとってとてもストレスを感じる環境になってしまうのです。
給水器もしっかり固定して、適量の水が出てくるかまで確認しましょう。
ゲージ内も濡れていないかこまめにチェックするのも大事です。
ゲージはハムスターが常に生活する場所です。ストレスのない、しっかりとした過ごしやすい環境作りを心がけましょう。
給水器の選び方
ハムスター用の給水器はゲージに取りつけるタイプがほとんどです。
なのでまずは育てているハムスターのゲージに取り付けられるかを確認しましょう。
そして大事なのが飲み口です。飲み口にボールがついているものとついていないものがありますが、私のおすすめはボールつきです。
飲む時にボールを押して水が出てくるシステムで水が垂れることもないし、衛生的にもとても良いです。
そして、高さ調節ができるタイプがオススメです。ハムスターによって異なったり、成長していくにつれて変更できる方が良いからです。
私は飼って間もない時に、吸盤で取りつけるタイプの給水器があったのですが、やはり日が経つと落ちてしまったりするので危険だと思います。
今使っているものが、ゲージの外側に固定できるタイプの給水器になります。
ハムスターは好奇心旺盛なので、給水器をかじったり、登ったりなどいたずらする子がほとんどです。
なのでいたずらされないタイプの給水器をえらびましょう。
給水器のおさらい
大切なハムスターを育てるのに欠かせないアイテムが給水器。ハムスターが安全で飲みやすい
給水器は、ゲージに取り付けておきたいアイテムです。
種類が限りなくあるため、給水器を選ぶ時はゲージにあったものを選びましょう。
また、飲み口にボールがついているタイプを使用しましょう。
まだ幼くて飲みにくい場合は、ボール無しでも良いです。
水遊びはNG!ハムスターのための遊び方
まず、水遊びの代わりとしてオススメなのが砂遊び、といわれていますよね。
私のゲージの中にもおトイレとは別に砂場をつくっています。掘ったり、擦り付けたりと気づいたら砂場にいる事が多いです。
今は100均でも売られていてビックリしたのですが、砂遊び用の砂があるのです。
私はAmazonで購入していますが、ペットショップ、ホームセンターでも取り扱っているので、気になった方は1度見てみて下さい。
そして砂遊びの他に…
ハムスターは夜行性なので、夕方から夜に遊んであげましょう。また、お部屋も間接照明などにしてみると良いと思います。
私は家にある、ペットボトルやトイレットペーパーで遊び道具をつくっています。
家にあるものでつくるの良いですし、市販のものも沢山あるので取り入れてみてください。
遊ぶ時には手をしっかり洗い、水気が無くなるまでふき取ってからにしましょう。
まとめ
ハムスターだけではなく、ペットを飼う時はまず事前に調べてからが良いでしょう。
人間とは全く違う生き物であり、動物でもそれぞれ苦手なものがあります。
大事に育てるためにもしっかりと、飼い主側は把握しましょう。
ハムスターは水、お湯が絶対にだめです。
ほんの些細なことで危険な状態になりかねません。
可愛いハムスターを、よい環境で育てていきましょう。