ハムスター夜とっても活発で動いていて明るい時間はご飯を食べるか、寝ているかとどんなハムスターも可愛く、ずっと見ていたいですよね。
そんなハムスターですが、ペットの中でもかなり体の小さい動物で、体の構造もかなりデリケートにできています。
人間とは違い、些細なことでも命に関わる問題があるのです。
ハムスターの目は少し飛び出ているため、トイレや砂、ウッドチップなど様々物で傷がついてしまう場合があります。
特に目が開かなくなるといったことは結構聞かれる症状なので、今回は目について話していきたいと思います。
なぜ目が開かなくなるの?
ハムスターの目が突然開かなくなるということは、よくある話で飼っている方のほとんどが経験しているのではないでしょうか?
ハムスターはあまり目を使う動物ではなく鈍感というか、無頓着なことがあるのです。
目になにか付いていても、気にしないで生活するのがハムスターです。
ついてますよ!とツッコミたくなるくらいに気にしないんですよね。
そして、気づいたら目を閉じたままになっている。ということが、ハムスターによく起きるんです。
こうなった場合3日間くらいに、いつも通り目を開いていて普通に生活をしていたりします。
原因としては、目やにや、分泌物が目に付いて、目が開かなくなってしまう、ということがよくあります。すぐに目が開けば心配する必要はありません。
ですが数日以上続いたり、目が赤くなっていたり、目やにの量が多い、腫れているなどの症状がある場合は病気の可能性があるので、すぐに病院に連れていきましょう。
それぞれの目の開かない理由
目が赤くなって開かない場合
目が開かない、そして赤くなっている場合は菌が入り込んでしまった可能性があります。ハムスターは手で目をコシコシする習慣があるので、その時に手についている菌が入り込むということもあります。
可愛い仕草のコシコシも、目の角膜を傷つけたて角膜炎にってしまったり、結膜炎になってしまう可能性もあります。
対処法としては、ゲージ内を清潔にすることを心がけるようにしましょう。
目やにが多く開かなくなる場合
目やにの量が多いのは、結膜炎や角膜炎の可能性が多いです。さらに、白く濁っているように見てたら白内障の可能性もあります。
歳をとったハムスターが、白内障になってしまうと目を開けることはかなり難しくなってしまいます。目を使う動物では無いのでさほど支障はないのですが、辛いにこしたことは無いでよね。なので目やにが異常に多い場合は病院に連れていきましょう。
目が腫れて開かない場合
目が内側から腫れているように見える場合、目だけではなく体全体の健康状態に関係している可能性があります。
目、というのは体内にたまった脂肪分や、排出されなかった油分を表面に出しやすい器官でもあります。
そのため、内臓疾患や脳腫瘍の可能性もあるのですぐに病院に連れていきましょう。
この他にも、アレルギーの可能性もあるので、目があかなくなった場合、まずはこのような症状が出ていないかをチェックすると良いでしょう。
飼い主さんがやるべき行動、対処法
つづいて、飼い主さんが自宅でもできる処置の仕方などをご紹介したいと思います。
目やにを取り除く
目やにをそのま間放置することはやめてください。自分でいじって傷つけてしまう可能性があります。
また、目やにぐらいでと思うかもしれませんが、目やにの原因で死に至る病気もあるのです。
生理食塩水を含ませた綿棒で、優しく拭き取っていきましょう。目から溢れた水分はすぐにガーゼで拭き取って下さい。
ゲージ内を清潔に
細菌を防ぐには、ゲージ内を常に清潔にしておくことがかなり大切です。トイレや餌入れ、砂場はこまめに掃除をしましょう。
床材をかえる
目やにの原因になるのが、ホコリがたくさんついていたり、汚れている床材になります。
床材はこまめに変えることが必要です。この床材プラス先程のゲージ内を清潔にするということはセットになります。
ハムスターの環境を大切にしましょう。
このことを意識すれば防げることもたくさんありますよ。
まとめ
ハムスターが目についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
ハムスター自身が、目に無頓着なのでとっても心配はですよね。
なので飼い主さんが、日頃の掃除や観察をすることはとても大切になります。
多くの場合は目やにでくっついて開かなくなるパターンですが、その中でも病気の可能性があるということを理解して頂けたら良いなとおもいます。
とくに目の腫れは体の異状を表していますので、早急に対処することがかなり大切になります。
症状を見ても、素人には原因や何の病気か判断するのは難しいです。
おかしいなと思ったら、すぐに病院で診察してもらいましょう。
かわいいハムスターとずっと一緒にいるためにも、ハムスターの行動をしっかりとチェックしていきましょう。