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ハムスターの病気・怪我

ハムスターの皮膚病のサインとは?毛が抜ける場合や死ぬリスクについても

ハムスターや、動物は言葉を話して体調不良や痛みを訴えることはできません。そういう時は喋れたら良いのにな、と思いますよね。元気がない時などは特に感じてしまいます。

いち早く体調の変化を気づいてあげれるようにしましょう。飼い主さんが常に日頃から注意をして、ハムスターからのサインを見逃さないようにすることがとっても大切になります。

今回は皮膚についてご紹介しますが、ハムスターは特に皮膚病になりやすいので参考にしてもらえたら良いなと思います。

ハムスターの皮膚病について

皆さんのハムスターの、毛が抜けた、体をかゆがるといった症状はありませんか。この症状こそが、ハムスターの皮膚病のサインになります。皮膚病も放置してしまうと悪化して、治療が非常に難しくなってしまいます。皮膚病だからといって軽視しないで、早めに治療しましょう。皮膚病は、脱毛、かゆみ、発赤、ふけ等を主な症状としますが、その原因は、細菌、カビ、ダニ、アレルギー、内科疾患など様々です。同じ症状でも原因によって治療が異なり、実は獣医師にとっても頭痛の種だったりするのです。

特に小動物は安全に使用できる薬も限られてしまっているので、確実な診断が大切になります。

ハムスターがかかりやすい皮膚病とは?

まず1つ目がニキビダニ症という病気で、特にゴールデンハムスターが多いです。様々な病気に併発して起こることが多いようです。部分的な脱毛というよりは、徐々に背中の毛が薄くなっていく症状になります。体の免疫力が落ちた時に、もともと潜んでいたダニが活発化して症状をあらわします。ニキビダニは皮膚表面ではなく、毛穴の奥に潜んでいるダニで、一般の殺ダニ剤は効果がないのです。

そして2つ目が、皮膚真菌症になります。カビの感染によって、部分的な脱毛や、ふけが見られます。若い固体によく発生し、集団発生もよく見られます。湿度が高くなると発生しやすくなるため、梅雨の時期や野菜の与えすぎ、給水器の水漏れでゲージ内が蒸れないように注意してください。

最後の3つ目は、アレルギー性皮膚病になります。底材のパインチップに対して、アレルギー症状を表す固体がいます。チップに触れる腹面のみに、発赤、ただれが見られ、ほとんどの症例で強いかゆみを表します。細菌感染を併発したものは、さらに症状が激しく、出血を起こす場合もあります。

ハムスターの不調な原因とは?

ハムスターが皮膚炎を起こす原因の多くは飼育環境の衛生面が関係しています。定期的に掃除をすれば特に問題はないのですが、掃除を怠ることでゲージ内の湿度も高くなり、細菌や真菌、ニキビダニなどに感染しやすくなります。

また、ハムスターの巣材として使用している材料でもアレルギーを起こしてしまい皮膚炎になってしまうというケースもあります。

特に巣材に、ウッドチップを使用している場合は、そのウッドチップがアレルギーの原因になっているかもしれません。

他にはバランスの良い食事を与えていない、または、高齢のため栄養の吸収状態が悪くなり、免疫力が低下してしまって、皮膚炎が起きる事もあります。

皮膚病は、気づいて病院に連れていけば、死ぬリスクはありません。ですが気づかずに放置し続けた場合は、他の感染症なども引き起こす可能性がありますので、放置する=死。ということを忘れないでください。その為にも、日頃の観察や衛生面を気に知ることが大切です。

ハムスターの仕草について

ハムスターは通常、やわらかくきれいな毛並みをしています。しかし、何らかの原因で肌に炎症が起き皮膚炎になってしまうと、抜け毛や湿疹が出たり、肌に赤みをおびるなどの症状が見られる事もあります。

原因によってはフケのようなものも浮いてくるかもしれません。脱毛や、しきりに気にするといった症状で異変に気づくことになると思います。

放っておくと皮膚炎の範囲が広がっていってしまい、最悪の場合は死の可能性もありえるので注意が必要です。

気づいたらすぐに獣医師に診察してもらいましょう。

まとめ

ハムスターの皮膚病についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?梅雨や夏の時期はゲージ内が蒸れやすくなってしまいます。湿度もちょっとした水滴で高くなってしまいますので、この時期は頻繁にゲージの掃除をすることをおすすめします。100均などでも取り扱っている湿度計があるととてもわかりやすいです。うちのハムスターと猫の部屋にもそれぞれ湿度計や温度計を設置するようにしています。

ハムスターが過ごしやすい環境作り、衛生面を保っていれば、ハムスターは健康的ですくすくと育ってくれます。

 

そして、アレルギーもとても分かりにくいので、もし新しい底材に変えた時などは、頻繁にチェックすると良いでしょう。

人間と同じでハムスターにも好き嫌いがあります。ハムスターが喜んでくれる居心地の良いゲージにしたいですよね。

少しでも長く一緒にいれるように、大切に育てていきましょう。

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