ハムスターといえば、よく食べてよく寝て、よく回し車をして、というイメージですよね。ほっぺたを膨らましているハムスターは本当にかわいいですよね。思わずつつきたくなってしまいます。そんなハムスターを大切に育てたいからこそ、どんなものを与えたら良いのだろう?と思ったりしますよね。とくに家に初めて連れてきた時、何が良いのかわからなかったりするものです。また夏と冬ではなにか変わるのか?など、ハムスターの餌についてご紹介していきたいと思います。
飼い始めの餌について
ハムスターをペットショップで購入した後、紙箱に入ったハムスターを渡された時から、ハムスターライフが始まります。
念願のはハムスターがやってくるので、ドキドキワクワクでいっぱいですよね。ですが、ハムスターの飼い始めこそが肝心になります。対応を誤ってしまうと、ハムスターが懐かなかったり、最悪な場合死んでしまうこともあります。なので正確な情報をしっかりと理解しておきましょう。
まず、餌や水の与え方ですが、ハムスターが寝ている間、もしくはハムスターが気づいていないうちにそっと餌をケージに入れてあげましょう。
あげる餌は、ペレットになります。ハムスターの食事の基本はペレットです。ひまわりの種、チーズ、野菜などの餌や、手渡しでの餌付けはもう少し後の話になります。
水の交換は1日1回行い、新鮮なお水を毎日与えてください。
ハムスターが餌を食べないと飼い始めの時に思う方もいますが、お家にきたばかりのハムスターは周りをかなり警戒しているので、人前でなかなか餌を食べません。
餌を巣箱に持って帰って食べる場合がほとんどですので、巣箱はしっかりと設置するようにしましょう。
また巣箱を覗くのも絶対にNGなのでやめましょう。
夏と冬では食べ物の与え方はかわるの?
夏と冬でも与えるものはペレットなので一緒になります。もし全く食べないようでしたら、それはペレットではなく、室温に問題がある可能性があります。ハムスターの快適温度は20度~25度になります。湿度は40~70%です。!
夏のお部屋は40度以上になることもあり、30度を超えてしまうとハムスターは熱中症になってしまいます。そのため、暑すぎて食欲がなくなってしまっている可能性があります。そして餌や水もすぐに腐ってしまいますので、余ったものはすぐに処分して新しいものに変えましょう。
冬の場合は、10度以下になるとハムスターは冬眠に入ってしまいます。ハムスターは冬眠する動物では無いので、冬眠に入ってしまうと目を覚ますことなく死んでしまうことが殆どになってしまいます。なので温度はしっかりと守りましょう。ただ、ハムスターの毛は冬仕様になっているため、あまりにも暑くしすぎると体を壊してしまいますので気をつけてください。
ハムスターを飼い始める時期はいつがいい?
ハムスターは寒さに弱い生き物です。そのため、気温が上昇し暖かくなってきた春が飼い始めとして適したじきになります。
春であれば、暖房を設置しなても冬眠にならず、安心してハムスターを飼うことができます。春に飼い始めたい方は、3月下旬〜6月上旬頃に飼い始めるのが良いでしょう。
逆に、暑いのも苦手なハムスターなので、気温が低下し涼しくなってきた秋もおすすめの時期になります。
秋は気温が20度前後の地域が多く、この時期であれば冷房を設置しなくても熱中症になりません。秋に飼い始めたい方は、9月上旬~10月下旬くらいが良いでしょう。
ハムスターの運び方
ハムスターの運び方はなによりも重要なのでご紹介します。ペットショップでハムスターを手渡された時、ハムスターが紙箱の中で動いているのを感じるはずです。
ハムスターの目線で考えると、いきなり真っ暗で小さな箱の中に入れられるので、周りの様子が気になってしょうがありません。急激な環境の変化でストレスも感じているでしょう。
そのため、ハムスターを渡されたら速やかに家に帰ってください。また、子ハムは体も小さく大ハムよりもデリケートです。家へ運ぶ際は上下左右に極力ゆらさないようにしましょう。
出来れば車で運ぶことをおすすめします。そして、ハムスターは音にも敏感なので騒音は避けて家に帰宅してください。
まとめ
ハムスターの飼い始めた初日などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ずっとペットショップで他のハムスター達と過ごしていて、いきなり暗闇の中にいき、全く知らない場所に行くと思うと、かなり怖い話ですよね。
なのでそのことを理解して、少しでも怖さが無くなるように、気をつけて連れて帰りましょう。
そして、餌もペレットを与えてください。野菜やおやつはその後になります。
夏場と冬場もそれぞれハムスターに危険がありますので、適温、敵湿度を守り良い環境にしましょう。
ハムスターが早く慣れると良いですね。