ハムスターを快適に過ごしてもらう場所はゲージですよね。ゲージの中もハムスターの好きなおもちゃや、巣箱、回し車などがあると思います。そして大切なのは、底材ですよね。
冬場は深くしてあたたかくしたり、夏場減らして涼しくしたりなど重要な役目をしてくれます。
そこで底材にティッシュを使うことは可能?という質問が結構多かったので今回はこちらを紹介していこうと思います。
底材の意味などもお話していきたいと思います。
ハムスターの底材はなぜしくのか?
底材を敷く理由は、保温、保湿、クッションの働きがあります。さらにハムスターは穴を掘る習慣があるので、ストレス解消の役割もしてくれるんです。
先程もかきましたが、夏は底材を減らして涼しくされたり、冬場底材を深くして潜って温まる事ができるようにしたりすることもできます。
さらに、底材をつんで、寝所を作ってあげたりもできるので、様々な役割があるんです。
ペットショップでは、様々な種類の底材が売られています。定期定期に新しいものに変えるからお金がかかってしまうんだよな。。。
と思い、ティッシュでは代用することは出来ないのか?と考える方も多いのでしょう。
ティッシュで代用できるの?
答えは、床材の代用はできません。
どうして出来ないのかを説明していきます。
頬袋に炎症を起こしてしまう。
ハムスターは、食料や巣材を頬袋に詰めて移動したり蓄えたりする習慣があります。
ハムスターがティッシュを頬袋に詰め込んでしまうと、ティッシュが頬袋に張り付いてしまいそのままにしておくと炎症を起こしてしまう可能性があります。
ティッシュは水に溶けにくい性質なのです。そして誤って食べてしまうと腸に詰まり、腸閉塞を起こす危険性があります。
頬袋脱になる可能性
ハムスターが頬袋についたティッシュを取ろうとした時、頬袋まで一緒に飛び出てしまうことがあります。これを、頬袋脱といいます。
頬袋脱を起こすと、ハムスターは自分の体に起きていることが理解できず、口からぶら下がっている邪魔な頬袋を取ろうと、必死になってしまいます。直ぐに病院に連れていきましょう。手術になる可能性があります。
このようなことが起こってしまうので、底材にティッシュを使うのは絶対にやめましょう。
底材に最適な素材は?
ペットショップやネットには沢山の底材がありますよね。どれを購入すれば良いのかわからないですよね。
ハムスターによって性格も好みも違うので、おうちのハムスターに合うものを時間をかけて見つけるのが1番なのですが、多くの人から良い評価を得ているのは、
ウッドチップ、ペーパーチップ、コーンチップになります。
ウッドチップ
吸湿性、保温性に優れているが、体質的に向かないハムスターもいる。
ペーパーチップ
色が白いので、掃除のタイミングがわかりやすい。だが、値段はやや高価です。
コーンチップ
コーンから作られているので口に入れても安心。ただ、腐敗するので注意が必要。
になります。自分のハムスターに合いそうな物はありますか?この3つが人気ですが、ほかにも、あるのでじっくり考えましょう。
底材の代用
キッチンペーパー
ティッシュと同じで水には溶けませんが、厚みがあるのでティッシュのように、頬袋にくっつくことはありません。
細かくちぎって床に敷きましょう。
ただやはり水に解けないので注意がかなり必要になります。
新聞紙
ハムスターを長年飼っている人が、新聞紙が底材として最もよい。と言っている人がいます。
理由はお金がかからない、吸水性、保温性に優れているからです。
インクはハムスターに害がないので大丈夫です。
使わなくても大丈夫
ハムスターによっては、底材のないゲージを好む子もいます。
平らな床を好むハムスターもいれば、厚めに敷いた底材を掘って遊ぶのが好きな子もいます。
そこを変えてみたり、敷かなかったりして、どの状態が良いのかを観察してみると良いでしょう。
冬場や、ハムスターの体調が悪く下痢などの温度調節が必要な時はしっかりと敷いてあげましょう。
また落下した時のクッションの役割があるのでなるべく敷くことをおすすめします。
まとめ
ハムスターの底材についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
底材は様々な役割をしてくれているんです。
そして、ティッシュは底材として使うことは控えるべき。ということになります。
ハムスターの底材は3週間に1回新しくするようにするのがベストなのですが、ティッシュの場合はすぐに飼えないといけなくなってしまい、量も必要なので、逆にティッシュが高くついてしまいます。
なのでやはり、ハムスターにあった底材を使うのが1番良いでしょう。
そして、色々なパターンを試してみて、ハムスターが気に入ったものを使い続けると良いと思います。
底材は常に体につくものなので、不快な思いをしないように慎重に選んであげてみてください。
気に入ったものが見つかると良いですね。