ハムスターってとっても可愛いのですが、寿命が短かったり、病気になりやすいんですよね。
なのでハムスターを飼っていると、ついつい心配事が増えてしまうんです。病気なんじゃないか?などと。
そして、ハムスターを眺めているとたまに、震えていることがありませんか?かなり小刻みにふるえることがあります。心配ですよね。
ハムスターの震える原因は色々あります。
その中でもかなり多いと言われているのが、寒い時、怖がる時、ストレスの時、病気の時、となります。
ハムスターが、震えている原因はこの他にも沢山あるため見分けることが難しいと思います。
ですが、しっかりと理解していれば見分けることも可能になりますので、しっかりと説明していきたいと思います。
ハムスターが震えるのは?
先程少しお話ししたように、ハムスターが震える原因はいくつかあります。
1番大きい理由それは、ハムスターの死亡原因の1つとして挙げられる、飼い主が与えるストレスです。
環境になれない、ベタベタと触りすぎ、温度調節をしない、病気や異変に気づかない。
などの、飼い主がしっかりと理解して育てれば起こらないはずのストレスです。
このストレスこそが、ハムスターが震えている大きな原因になります。
寝ぼけている時の揺れは可愛いものなので安心してくださいね。
怖がる時に震える原因
人間もよくある、驚いた時に、ビクッ!とすることありますよね。
怖い状態が続くと、震えてくるのが分かります。ここまでくると極度に体が震えている症状になり、このとを、振戦といいます。
ハムスターも人間と同じで極度の緊張や恐怖を感じると震えてきます。
振戦は自律神経によるストレス反応になります。
なのでハムスターが震えている時は、極度の緊張、恐怖を感じている状態ということになります。
怖がっている時の動作
高いところに登った時、頬袋から餌を吐き出した時、いきなり立ち上がって震える、震えて動かなくなる、という動作をするので覚えておきましょう。
怖がって震えている時の対処法は
むやみに触るのはやめる、環境を見直してみる、慣れない場所には行かせない。
などと1度落ち着くことが大事です。怯えている原因があるので、それを取り除いてあげましょう。
ストレスを感じる震え
先程の恐怖や緊張を感じられない状態の時に震えていたら、ストレスによるものだと思った方が良いです。
そして、ストレスによる震えの特徴として、鳴き声をあげながら震えることが多いです。
ジィッジィ、ギーギーは怒っている鳴き声になります。
ストレスによる震えの対処法は
このストレスというのは、飼い主さんがほぼ原因となります。
ハムスターの環境をしっかり良い環境にしているか、ゲージはきれいな状態か、餌や水はしっかりと与えているかなどと、飼い主がしっかりとしていれば、起こらないのがストレスによる震えになります。
寒くて震える
人間と同じで、ハムスターも寒いと感じたら震えます。そして体も冷たくなります。
この寒い時に震える理由は、体温の低下を抑えるため、体を振動させて体温を上げるという反応となります。
ハムスターの適温は、20℃~25℃になります。それより下がってしまうと、動作がにぶくなり、だいたい15℃以下になると震え出してきます。
寒くて震えている時の対処法
これは日頃から気にしていれば防げることでます。室温を適温にすれば良いのです。
寒い時に限らず、常に適温になるようエアコンや暖房を使い気をつけていきましょう。
病気で震える
1番心配なのが病気じゃないか?ですよね。
この場合飼い主が見極めるのは非常に難しく、発見が遅れると死に至ってしまう可能性があります。
・歩いている時にフラフラし、止まって震えるを繰り返している場合は、病気の可能性が高いです。
・震えより激しく揺れ、痙攣を起こしている場合も可能性が高いです。
・下痢嘔吐で震えている場合も病気を訴えている証拠かもしれません。
病気が原因の対処法
このような症状が出ている場合は、即、病院に連れていきましょう。必ずすぐに!です。
夜だから明日の朝連れていこう。というのは危険です。
必ず夜間やっている病院を把握しておく必要があります。
まとめ
ハムスターの震えについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
人間も同じで、震えている状態というのはいいものとは思えませんよね。
特にハムスターは体が小さく、弱みを見ない動物です。そんなハムスターに症状が出ているということは相当なこと、ということになります。
ストレスや、寒さなどは飼い主が気にかけていれば、起こることが非常に少ない震えになります。
また病気の場合もあるので、震えを発見したらすぐに様子を、確認し、かかりつけの病院に連れていきましょう。
そして、まずは家の近くの深夜でも診察してくれる動物病院をしっかりと把握しておきましょう。もちろん、ハムスターも受け付けているかまでしっかりと確認すること。
何かあったときに、どうしよう。どこなら診てもらえるだろう。というのは遅すぎます。
命がかかっているのでしっかりと、把握することは大切です。