ハムスターはとってもかわいいですよね。とくに寝ている姿は本当に可愛くて、可愛すぎてたまに触りたくなってしまうくらい。触らないですけど、そのくらいに可愛く思います。
猫や犬は一緒に布団に入って寝たりしますよね。それでは、ハムスターにも布団を与えても良いのか?寒そうだから、布団で寝ている姿はかわいいから、など色々あると思いますが、その布団は安全なのでしょうか?
SNSでたまに、ゲージ内に布団を置いている方もいますよね。
そんな布団が安全なのかどうか説明していきたいと思います。
ハムスターにとって布団は?
ハムスターの寝所に布団を置く方いますよね。
実は、危険な可能性がかなりあるんです。
一体どんな危険があるのか、気になりますよね。ご紹介していきます。
どんな危険があるの?
布団を食べてしまう
ハムスター用の布団はほとんどが、布製になっています。その布団の中に綿が入っていますよね。綿はどのような素材であっても繊維質にできており、食べてしまうと消化されることはありません。
そのため、頬袋に詰める際などに誤って食べってしまったら、腸内に詰まってしまう、腸閉塞
を引き起こしてしまう可能性があります。
命に関わる可能性ある、非常に危険な病気です。
手足に引っかかってしまう
布団は柔らかいものですが、繊維質は絡まることで強力な糸になっています。
手足に絡まってしまったら、とらないと!ともがいてしまい、よけいに強く絡まってしまいます。
強い力で締め付けられると、骨折の原因になってしまったり、血液が行き渡らずに幹部が壊死してしまう場合があります。
アレルギー
人間と同じで布団にはたくさんホコリがつき、舞ってしまいます。
ハムスターの中でもアレルギーを持つ子はいるので、ホコリが原因で発作が出てしまう可能性があります。
咳やクシャミなどをしていたらアレルギー症状になります。
このような危険があるので、布団はさけましょう。
掛け布団と敷布団セットは?
布団について調べてたら、最近は掛け布団もセットで売っていてビックリしました。
セットが人気らしかったので、セットはどのような危険性があるのか説明したいと思います。
爪が折れてしまう
ハムスターは掘るのが得意な動物です。そのため、布団に潜り込むときなどに掘るような感じで入っていきますよね。
その際に布団に爪が引っかかってしまい、爪が折れるということが良くあります。
布団を裂いて中の綿を出してしまう
ハムスターは裂いて破ったり、かんだりなどの行動が習慣になるため、布団があるとかんでしまう場合があります。中の綿がでてきてしまい、食べてしまう可能性が十分にあります。
食べてしまうと先程同様かなり危険な状態になりますので、しっかりと気をつけること。
布団にくるまりすぎて窒息死の可能性も
ハムスターは掘って潜ることがすきなので必要以上に潜り、無意識に寝てしまい圧迫されそのまま窒息死してしまう可能性もあります。
布団タイプは中の様子がわからないことがあるので、不安要素がかなり多いですよね。
心配になって布団を開けて覗いたりすると、ハムスターは起きてしまい、睡眠の邪魔をされた。などと感じ、ストレスの原因になってしまいます。ハムスターは常に観察が必要です。
布団は危険が高いので、巣箱を充実させるようにしましょう。
綿を食べてしまったかも!!
という時に確認する方法もご紹介します。
それは、ハムスターの糞です。
ハムスターの糞が繋がっていたら大丈夫です。
しかし、ハムスターの糞が数珠つなぎになっていたら、綿を食べてしまっている可能性が高いです。
未消化の綿が糞に絡まり、繋がった状態で排出されまています。
また、糞の量が少なかったら、腸閉塞を発症している可能性があります。
症状が見られた場合は、様子をみず、すぐに病院にいき、診断してもらいましょう。
布団は必要ありません。布団を自分で作って与えてる方もいますが、尚更おすすめできません。ペットショップに売られている物も危険なのでやめましょう。
まとめ
ハムスターに布団を与えることについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ハムスターに布団を与えるということは、
病気や骨折のリスクが高まるためかなり危険です。とくに、腸閉塞は怖いですよね。人間は消化できないものを体内に入れてしまった時、手術で取り除くことが可能です。
ですがハムスターは多くの場合、死に繋がってしまいます。いくら可愛くても、命に関わることなのでハムスターの事を考えてみて、周りのものも揃えるようにしましょう。
なので、布団を与えるのは控えましょう。
ハムスターの巣材は、床材を深めに敷くことでつくることができます。
それだけでハムスターは喜んでくれます。
ハムスターはかじる習慣があります。布団以外でも危険なものはないか、もう一度見直してみましょう。