ハムスターを飼う上で1番大切なのがルーミィ(ゲージ)ですよね。人間でいうお家のようなものなので過ごしやすくしたいと思います。
ハムスターは自慢の歯を整えるためにも、かじることが大切なんです。かじり木は必ず準備しておくと良いでしょう。
ですが、ハムスターやうさぎによくあるルーミィをかじってしまうということです。
たまにペットショップでも見かけませんか?そして、飼い主の1番でもある悩みが、このゲージ噛みだと思います。
夜中じゅうかみ続けてたりして、うるさくて眠れない。という方もいるみたいです。
そのゲージ噛みにも原因や対処法があるので詳しく説明していきたいと思います。
ルーミィを噛む理由は?
ハムスターは、噛む、かじるという習慣があり自然な行動ということになります。
ハムスターの歯は永遠に伸び続けるんです。なので、伸びすぎないように、何かを噛んだり、かじったりして歯のメンテナンスをしているんです。
歯が伸びすぎてしまうと、ご飯が食べられなくなったり、死に至ることもあるのです。
このようなことから、ハムスターが噛む、かじるということは、必要不可欠な行動になる、ということです。
ハムスターがルーミィをかじる原因
歯が伸びる以外にもかじる理由はいくつかあります。
- ストレス
- かじるのを楽しんでいる
- ゲージの外に出たがっている
- 飼い主にかまってもらいたい
ハムスターがかなり長時間かじり続けていたらこの原因が関係しているかもしれません。
かじり続けるというのは、人間にとってもストレスになりますし、ハムスターにも悪影響になるしで良いことは何も無いですよね。どんな悪影響があるのか?というと、
ストレスを放置している状態
ハムスターは繊細でストレスを溜めやすい動物です。ストレスが原因でかみ続けているのだとしたら、とっても良くないですよね。
歯や口周りのトラブルに
ゲージをずっとかみ続けていると、歯の歪みの原因にもなり、噛み合わせも悪くなり1度悪くなってしまうと病院でメンテナンスをしないといけなくなり、病院通いになってしまうのです。
また金属、プラスチックをかじっていると、口の中が傷ついて炎症を起こしてしまう可能性があります。皮膚トラブルの炎症が起こりやすくなります。
このような悪影響があり、ストレス+皮膚トラブルは、ハムスターにとって最悪な状態になるので理解しておきましょう。
ゲージを噛むのをやめさせるには?
まず、絶対にやってはいけないことを紹介します。
- ハムスターを叱ること
- ハムスターを驚かせること
これは余計なストレスになるので絶対にやめてください。
ストレスが原因の場合
この場合はストレスの原因となっているものを取り除いてあげましょう。
- 回し車などの遊び道具がない
- ゲージが狭すぎる
- ゲージの中が汚い、臭い
- 振動がすごい、周りの音がうるさい
- 昼間に遊ばせている
この中で何かチェックがつくようなことがあるのなら、すぐに取り除いてあげましょう。
1番大切なのは、環境を見直すことです。
日頃から環境作りを大切にしましょう。
広さや、置き場所、中は常に綺麗な状態を保つ、ハムスターが退屈そうにしていないか。などもう一度見直してみましょう。
そして、かじり木は絶対に用意しましょう。
飼い主にかまってもらいたくてかじる時
かまって欲しくてかじってしまうこともあります。
- 飼い主が近くにいる時だけかじる
- かじる度におやつをくれる、外に出してくれる
- かまってあげると、やめる
この事にチェックがあればそれが原因になります。ハムスターは学習能力が高いので、1度覚えたらやり続けます。なのでかじった時に、おやつを与えたりするのはやめましょう。
ゲージから出たがってかじっている時も同様、その時に出すのではなく、日頃からしっかりと遊ばせてあげる時間をつくるようにしましょう。
純粋にかじるのを楽しんでいる
これは、ゲージをかじるのが癖になってしまっているということです。
この場合治すのがなかなか難しくなります。
なのでゲージのタイプを、水槽タイプに変更すると良いと思います。かじれないタイプにしましょう。
そして、日頃から環境作りを大切にし、しっかりと夜行性なので夜に遊んであげること。このような日常を送れば、かじることもなくなっていくと思います。
まとめ
ハムスターがルーミィをかじる原因や対処法を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ストレスが1番多いと思いますが、それ以外にも原因はあるので、どの項目にチェックをつくかをまず考えてみて、そこから対処していきましょう。
- かじり木は絶対に置くこと。
- ゲージ内は常にきれいに。
- 夜行性なのでお昼に遊ぶのは控える
- 日頃からしっかりとゲージの外、飼い主とのコミュニケーションをとること
ハムスターの住みやすい環境作りをすることが大切になります。
ルーミィをかじっている時は、放置しないでしっかりと対処するようにしましょうね。