ハムスターを飼うと決まった時、まずゲージや環境作りに専念しますよね。初めて飼った時はどんなおもちゃにしよう、回し車はどれがいいかな?などお部屋づくりをワクワクしながら考えてた記憶があります。最初が肝心なのでハムスターが早く慣れて、喜んでくれるゲージ内にしたいですよね。
色々設置する中でトンネルも人気があり色々種類があります。トンネルまたは、パイプトンネルともいいます。トンネルの中を走り抜けるハムスターを想像するとつい欲しくなっちゃいますよね。
ただ、ハムスターの遊具などは危険なものが沢山あります。怪我の原因だったり、骨折の原因になったりなど注意する必要がかなりあります。ハムスターに安全なトンネルはいったいあるのでしょうか??
トンネルは必要?
結果を言うと必要ありません。むしろ危険なので設置するのはやめましょう。
トンネルは人間がみていたら面白いと思いますが、ハムスターからしたら恐怖や危険でしかありません。
自分で縦型に繋ぎ合わせて好きなように作れるタイプのトンネルは、上がっていくことはできますが、降りる時は恐怖でしかありません。また落下して骨折の原因になるので縦タイプは特に危険です。
横に置いていても、サイズがギリギリのハムスターなどは挟まって出れなくなってしまい、圧迫され命を落とす可能性もあります。
特に曲がり角などに挟まることが多いです。
ハムスターは地下を掘って巣穴を作り生活していました。穴掘りの名人と言われているハムスターなんです。その雰囲気を味わうために作られたみたいなのですが、ハムスター自身は気に入っていないです。
トンネル以外のもので再現すると良いでしょう。
なので危険がありすぎる為、トンネルは全く必要ありません。
パイプトンネルの種類
まず、パイプトンネルは自分で繋ぎ合わせていくものになります。自由自在にかけることが出来るので飼い主は面白いかもしれません。
単品パイプから説明したいと思います。
- ショートパイプ
- T型パイプ
- Rパイプ
- ハーフパイプ
- ロングパイプ
という種類があります。
続いてトンネルの種類です。
・ループ
ぐるぐる回るタイプ
・ストレート
端から端までピッタリ繋げられる
・タワー
縦型で、上に登れるタイプ
などがあります。
これを繋ぎ合わせて1つのトンネルにするのです。写真を見てもらうとわかると思いますが小さいです。狭そう。というくらいのサイズです。
注意点
最初の方にも少し書かせて頂きましたが、トンネルには注意点が沢山あります。メリットはあるのか?というくらいの商品になってしまいます。
まず、大体のトンネルがカーブをして作られています。このカーブがとても危険です。1番挟まってしまうポイントで1度挟まってしまうと抜けなくなる可能性も高くかなり危険です。
そして縦型のもの怪我、骨折の原因になります。先度のタワータイプもそうですし、トンネルを縦に設置してもつくることが可能です。
上に登ることはできます。ですが降りることは出来ません。落下するということになります。人間と同じで高いところから落ちれば骨折をします。または死に繋がることもありますよね。
繋ぎ合わせた部分が出っ張っていたり、鋭くなっていたりすることが良くあります。とくに安いものなどはつくりが雑で中側の作りは見えにくいため雑のパターンが多いです。
そこにハムスターが走って通過すれば、怪我してしまいますよね。傷がつき出血をしたら感染症になる可能性があります。
またトンネル自体が狭いので掃除することが難しいです。面倒くさくなってやらなくなってしまったり、しっかり汚れを落とせてなかったで衛生面がかなり悪い状態になります。
通気性も悪く長ければ長いほど息苦しくなります。そうするとハムスターはパニックになりストレスにもなります。
このように危険な注意点がたくさあり、トンネルは人間が見れば楽しいけれど、ハムスターにとっては危険なおもちゃということを理解して頂けると嬉しいです。
まとめ
ハムスターのトンネルについて語りましたが、いかがでしたでしょうか?
トンネルには沢山の危険性がある、ということが分かりましたよね。
中にはゲージについて売っていたりしますが、絶対にやめましょう。
ゲージも金綱タイプのゲージは落下の可能性があるので避けてくださいね。
見た目で考えると、トンネルが付いているほうが可愛く見えたり、楽しそうに見えます。
そのため、今でも人気のあるトンネル付きのゲージ。出来ればなくなって欲しいな。と思うくらいです。
すこしでも危険ということが、ハムスターを飼う全員に伝わってくれてらよいな、と思います。
トンネルを検討されている方は控えていただけると良いです。
ペットショップに売っているものは全てが安全なものではありません。
ハムスターに危険がないか?考えながら選んでいくと良いでしょう。