小動物のペットとして人気のあるハムスター。
ハムスターは飼い主が一緒にいないことで感じるストレスも少ないため、2日程度であれば外出よりも、お留守番の方が負担がかからずに住みます。
しかし、引越しや転勤、病院などの事情でどうしてもハムスターを持ち運ばなきゃいけない!ということもありますよね。
また、ハムスターが苦手な夏場や冬場などの誰もいない部屋にハムスターを残すのは心配ですよね。
なので今回は、ハムスターを持ち運びする際の注意したい点と、持ち運び方におすすめケージやグッズもご紹介したいと思います。
♢ハムスターの持ち運びでの注意点は?
人間でも長時間の移動は疲れるのですから、体の小さいハムスターほ持ち運びとなると、負担が大きすぎて体を壊してしまったら!!と心配になりますよね。
具体的にどんなことに注意すればよいのでしょうか!?
特に注意したい点を3つご紹介していきたいと思います。
①ハムスター持ち運びでは揺れに注意!
ハムスターの持ち運びの際はストレスはもちろん、骨折を防ぐためにも揺れの少ない移動方法を選ぶようにしましょう。
電車を使っての持ち運びの場合は、ハムスターのケージは足元に置くようにしましょう。
車での持ち運びの場合は、使用する移動手段、移動時間にかかわらず、回し車をケージには入れないようにしましょう。移動中にハムスターが回し車で遊ぶと、揺れやブレーキの衝撃で骨折をしてしまう可能性があるからです。
同様の理由から、ケージが水に滴らないよう、水入れも外しておいた方が良いでしょう。
自転車やバイクの移動は揺れが激しいため、避けるようにしましょう。
②ハムスターの持ち運びでは気温に注意!
ハムスターが快適に過ごせる気温は20~25度です。
そのため空調が聞いている車や、電車の持ち運びの際は、ハムスターが直射日光に当たらないように気をつけていれば大丈夫です。
とはいえ、外気と車内の温度差が激しいとハムスターは体調を崩してしまいますので注意が必要です。夏であれば、タオルで包んだ保冷剤を、ケージの上に置き、ケージ内の温度を下げるようにすると良いですよ。
冬は、使い捨てカイロをケージの外側に貼ったり、小さめのペットボトルに45~50度程度のお湯をいれて、ケージにセットするのもおすすめです。
③ハムスターの持ち運びでは時間帯に注意!
ハムスターは夜行性ですので、可能であれば夜間に持ち運びをすることをおすすめします。
昼間の移動でも気にせずに寝ている子なら問題ないのですが、緊張して眠れず、休むことが出来ずに体調を崩してしまうことも考えられます。
夜間の持ち運びであれば。ハムスターも休んだ後で体力がある状態なので、疲れてぐったり、という状態にはなりづらいでしょう。
昼間であれば、寝ているのか、具合が悪くてぐったりしているのか?の判断がつきづらくなります。
♢ハムスターの持ち運びにおすすめのキャリーは?
ハムスターを持ち運ぶ際は移動用のケージやキャリーを用意したほうが良いです。
据え置き用のケージは移動用には作られていないため、持ち運びにも苦労しますし、電車などでは邪魔になる大きさになります。
また移動中にハムスターが、広いケージ内を動き回るのは大変危険です。
ただし、自家用車を使っての持ち運びであればダンボールに普段使っているケージを入れてシートベルトで固定、という方法もあります。
電車などの交通機関や徒歩での持ち運びに適したケージをご紹介したいと思います。
・はむはむキャリー
まず最初にご紹介するのは、ハムスターの顔型の空気穴がとっても可愛らしい、小動物の持ち運び用のキャリーになります。
ハムスターの好みにあった底材を敷いてあげて利用することができるんです。
・昆虫用の飼育ケース
ハムスターの持ち運びで意外に使えるのが、昆虫用飼育ケースになります。
小動物用のキャリーに比べて軽いですし、安価なとこも嬉しいですよね。
蓋が外せて、持ち手がついているものならハムスターの持ち運びにもピッタリです。
空気穴が小さかったり、少ないようであればキリなどを使って穴を開けてから使ってくださいね。
どちらにしても、ハムスター自身の匂いがついた床材を敷いてあげると落ち着きますのでおすすめします。
そしておすすめグッズは、ハムスター用ハウスも入れておくと良いでしょう。
こちらも自分の匂いがついた普段使用しているハウスを使えば、ハムスターも安心ですよね。
ただ陶器製や大きいハウスだと、振動で倒れてしまったりと大変危険ですので、そのようなハウスは持ち運びの時は使用を避けてください。
♢まとめ
ハムスターの持ち運びについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
滅多に持ち運ぶ事がないと思いますが、転勤や引越しなどで有り得る話なので、しっかりと持ち運びの知識を理解しておくと、ハムスターが少しでも安心して移動できると思います。
参考になれば嬉しいです。