ハムスターがすやすやと寝ている姿はとっても可愛いですよね。TwitterやYouTubeでも寝ている姿の投稿が多くてついつい見てしまいます。
ハムスターも人間と一緒で色々な寝方で寝ます。
仰向け、横向き、うつ伏せだけではなく、座った状態で寝たり、中には逆立ちしながら寝ている場合もあるんですよ。
あまりにも変な寝かたをしていると、ひょっとしたら病気なのかも?と心配してしまう飼い主さんもいるはずです。
今回は、ハムスターの寝方についてご紹介していきたいと思います。
♢ハムスターが仰向けで寝ている場合
この場合は、周りの状況に安心しきっている状態です。とてもリラックスしていると言えるでしょう。ハムスターに限らず、動物はなかなかお腹を見せません。
お腹を見せる状態だとすぐに逃げることが出来ないため、基本的には地面にお腹をつけた状態で過ごします。
眠る時も基本、丸まっているか、うつ伏せの状態が多いです。飼い主や周囲の環境に満足している傾向があるので、仰向けで寝ている状態を見かけても心配する必要はほぼありません。
ただし、室温が高すぎる場合、体温をなんとかして下げようとして仰向けで寝ている場合もあります。この見極め方は簡単で、室温を測れば解消できます。
適温は、20度〜25度です。これより高い場合はすぐに適温にするようにしてください。
♢ハムスターが横向きで寝ている場合
ハムスターも人間と同じように寝返りをうちます。仰向けほどではありませんが、ややリラックスしている状態になります。
緊張している場合は、隅っこで丸まって寝ることが多いので、寝返りをうったとしても、横向きになることが少ないからです。
こちらも仰向けほどではありませんが、お腹をさらすことで温度調整をしている場合があります。室温に注意しましょう。
♢ハムスターが座る状態で寝ている場合
こちらはかなり珍しい状態ですが、全身毛づくろいしている最中に、眠くなってしまいそのまま寝落ちしてしまってる状態になります。
全力疾走した後、休憩のためにおしりを着いてそのまま寝る時もあります。
毛づくろい後と同様に、どちらかというとうっかり寝てしまった時の座り寝になります。
可愛いですよね。
♢ハムスターがうつ伏せで寝ている状態
うつ伏せはよく見られる寝かたです。
丸まって寝てうつ伏せで寝る場合は、お腹を隠した状態で寝れるので、周りの状況に左右されず安心して眠ること後できます。
♢ハムスターが丸まって寝ている場合
最もよく見られる寝かたで、丸まって寝るのが基本的な状態になります。
仰向け、横向き、座る状態などのお腹を見せる形は珍しく、基本は丸まって寝る習慣があります。
これは弱点であるお腹を隠しつつ、いつでも動きだせる状態だからです。体温も維持しやすいため、エネルギー効率的にも優れています。
また、室温が低い場合、体温を維持するため丸まって寝る時があります。
冬場などで丸まって長時間動かない場合、擬似冬眠などの危険な状態かもしれません。
♢危険な寝方の見極め方
寝方に関わらず、ほとんどの場合で病気ではない時が多いです。
眠っている状態を理由なく起こすのは可哀想なので、病気かどうか見極めた上で起こすようにしてください。
冬場で丸まっている状態で長時間動かない場合
先程も紹介しましたが、危険なのでもう一度ご紹介します。
冬場で丸まって長時間動かない場合は、擬似冬眠になっている可能性があります。
ハムスターは冬眠をしない動物です。そのようなハムスターが、冬眠に入ってしまったはもう目を覚ますことはありません。そのまま死んでしまうのが、擬似冬眠になります。
見極め方は簡単で、そっと触った時に固く冷たくなっていないかどうか、が確認の仕方になります。
そのようなことにならないため、適温に注意するようにしましょう。
丸まっている状態以外の体勢で毎日寝ている
先程の通り、ハムスターは丸まって寝るのが基本です。仰向け、横向き、うつ伏せ、座る場合は、たまにでほとんどありません。
ただし、毎日同じ寝方をしている場合は痛みを庇っている可能性があるため注意が必要です。
例えば、脇腹に異常がある場合、横向きで寝る事が多くなります。これは、痛みのある箇所を庇って寝ているためです
お腹に異常がある場合は、仰向けで寝ることが多く、背中に異常がある場合は、うつ伏せで寝る事が多くなります。
接地面を減らすことで痛みが出ないようにしているのです。
また、内臓系の疾患の場合、温めて痛みを和らげようとすることもあり、こちらもやはり寝方がおかしくなります。
毎日変な体勢で眠っている場合は、病気の可能性があるかもしれません。心配な方は、お医者さんで健康診断を受けてみてください。
♢まとめ
ハムスターの寝方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
だいたいは、心配する必要がないので無理に起こすことはしないようにしましょう。
少しでも心配なことがある場合は、病院に連れていくことをおすすめします。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。