ひとりハムスターはペット初心者でも飼いやすいということで人気のペットです。
ですが、命を預かることですので、何も調べないで飼い始めるのはご法度です。
あなたは、この記事を見ている時点で飼い主になる自覚があるので、飼う資格のある人ですw
ハムスターは飼いやすいと言えども、一人暮らしだと留守番させることが多くなるし大丈夫なのか心配になりますよね。
こちらの記事では、一人暮らしでもハムスターを飼っても問題ないのか、夏場や旅行の際の注意点について解説していきます。
一人暮らしでもハムスターは飼いやすい
結論から申し上げますと、一人暮らしでもハムスターは飼えます。
むしろ、一人暮らしで飼いやすいペットの代表とも言えるでしょう。
猫や犬だと部屋中を荒らしてしまう可能性がありますが、ハムスターの場合はケージの中にいるのでそういった心配はありません。
「でも、一人(一匹)にしていると、寂しがるんじゃない?」
と思う方もいるでしょう。
大丈夫です。
ハムスターは一切寂しさを感じない動物なのです。
寂しさを感じないどころか、孤独を愛する動物なので、むしろ一人にしてあげたほうがハムスターにとってストレスを感じにくくなります。
元々、単独行動する習性があり、繁殖期の時だけ相手を求めるので、一人が大好きなんですよね。
だから、あまりハムスターは触らないように気をつけてくださいね。
触りすぎるとハムスターにストレスがかかって、寿命が縮まりかねないので。
夏場の対策について
夏場は特に気をつけましょう。
ハムスターは乾燥帯に生息していた動物なので、湿度と温度には敏感です。
部屋の温度は20度~25度に保ち、湿度は40~60%を維持してください。
この環境がハムスターにとって快適となります。
もし、床材を掘って、ケージの底に体を当てて寝ているのであれば、体を冷やしている可能性があります。
回し車や床材のない所など、いつもと違う場所に寝ている時も然りです。
ハムスターの様子をよく観察して部屋の温度と湿度を調節してあげてください。
外出する場合には必ずエアコンはつけっぱなしにしておきましょう。
電気代がかかるかもしれませんが、命には変えられません。
私の経験上ですが、エアコンを1日中つけっぱなしにしても電気代は跳ね上がりませんでしたよ。
むしろ、ちょっと下がったぐらいでした。
というのもエアコンは元々、1日中つけていることを想定して作られているから、つけっぱなしのほうが電気代がかからないのです。
とは言え、部屋の構造や広さにも影響してくるので、全ての人に当てはまるわけではないと思いますが。
あとは、当然のことですが、直射日光が当たらないようにケージを置くようにしましょう。
旅行する際の対策
旅行する際は必ず、日数分のエサを用意してから出かけましょう。
エサは1日あたり、体重の10分の1くらいが目安となっております。
ハムスターの体重が40gだったら、1日のエサは4gということになりますね。
3泊4日の旅行ならば、3日分のエサは用意しないといけないので12gのエサをエサ箱に入れてくださいね。
また、どれくらいだったら家を空けても問題ないのかという議論がハムスター業界では話題になることもあります。
私の経験上ですが1週間までだったら大丈夫だと思います。
犬や猫だと1週間留守番させるのは非常に危険ですが、ハムスターの場合だと問題ありません。
というのも、ハムスターはエサを保管する習性があり、エサが目の前にあるからといって一気に食べたりしないのです。
計画的に食べるので、エサさえ用意してあげれば、大丈夫でしたね。
ただ、それ以上の日数で旅行に出かける時は、ペットホテルや動物病院に預けるようにしてください。
たとえエサや水を用意したとしても、鮮度が落ちて、健康を害してしまう恐れがあるので。
旅行に行く際は、必ずケージを綺麗にして、水も新鮮なものに取り替えてあげてくださいね。
まとめ
ハムスターはむしろ一人暮らしでペットを飼いたいという人にはオススメのペットです。
夏場や旅行の際にもしっかり対策してあげれば、元気でいてくれます。
ぜひ、ハムスターライフを謳歌してくださいね。