ペットショップやひとつのゲージの中に沢山のハムスターがいる時によく見るのが、みんながくっついて寄り添って寝ている可愛い光景ですよね。幸せそうに寝てるな、隣の子のおしりに乗っちゃってるよ!など見ていてクスクスしてしまうことも多いです。
ですがいつも仲良しとは限りません。ゲージの中からいきなり、ジィッジィッ!という鳴き声が聞こえてきて、見たら喧嘩している!ということもあります。
ハムスター同士が喧嘩をしてしまうのはいったい何故なんでしょうか?普段はとても仲良しなのに…どうして?など気になる方もいますよね。
また留守中に喧嘩をして怪我をしてしまっまたりしたら…。など心配になることが沢山あると思います。
ハムスターの喧嘩についてお話していきたいと思います。
どうして喧嘩をするの?
ハムスターという動物は、縄張り意識がとても高く、1人でいることを好むのです。
そのため、自分の場所、テリトリーに違うハムスターがいると敵としてみなし、攻撃をしてしまうのです。いくらずっと一緒に暮らしていたり、家族であってもです。
さらに、オス同士は喧嘩をかなりしやすいです。顔をみただけで喧嘩を始めてしまう。ということも十分ありえてしまいます。
特に、ゴールデンハムスターは注意です。ハムスターの中でも、1人で過ごしたいタイプなので気をつけて飼うようにしましょう。
小型ハムスター同士の喧嘩でもかなり危険なのに、ゴールデンハムスター同士が喧嘩してしまえば最悪な状態になります。
このことから、ハムスター同士の喧嘩は、縄張り争いが主な喧嘩の理由になるということがわかります。
なので、ハムスターを飼う時は、1匹ずつゲージに入れて別々に飼うようにしましょう。
ハムスターの喧嘩は危険
ハムスターに限らず、動物の喧嘩はかなり危険です。
縄張りを侵されたと思ったハムスターは加減も何も考えず全力で噛みつきます。
1度、かっ!となってしまうとなかなかおさまることがなく、相手が死ぬまで喧嘩をし始めます。または、血を出すまで攻撃し続けます。
もうこれは喧嘩というレベルではなく、暴力になります。
また、共食をしてしまうこともありかなり残酷です。
喧嘩に負けてしまうハムスターは、殺されてしまうということになりますので、ゲージは必ず分けるようにしましょう。
ペットショップは一緒に入っていますが、まだ幼いハムスターのためできているだけで、大人になったらアウトです。
大人になったら必ず分けてあります。
そもそも、幼いハムスターでも本来あってはいけないことです。ペットショップというものは、あまり動物のことを考えないことが多いので仕方の無い事です。
大きなハムスターでも一緒にしているペットショップを見かけたことがありますが、そうあうペットショップは避けましょう。
しっかりと早く里親が決まってくれることをいつも祈っています。
怪我をした時の対処や対策
喧嘩を放置するのは絶対にやめてください。飼い主が止めないとハムスターは死んでしまう可能性があります。
ただ興奮状態なので、止める時は注意をしてください。
うちは猫も飼っているのですがどうしてもオス同士喧嘩してしまうことがあります。ハムスター同様血を見るまで止めない、殺すまで攻撃し続けるのは一緒なので止めるのに必死になります。私の身体中に猫の爪痕が沢山残っています。かなり痛いですし、跡ものこります。ですが猫の方が大切ですし痛い思いをしているので私は迷わず抱き抱えて落ち着かせるようにしています。
そもそも、喧嘩をするような環境を作らないことが大切です。
ハムスターはゲージを分けることができます。まずは分けて飼うようにすること。
怪我をしてしまったハムスターを放置すると、感染症になりやすくなります。寿命はかなり縮まってしまいます。
ハムスターの戦う武器は、歯と爪です。ハムスターの喧嘩は骨折、打撲だけではなく、裂傷がほとんどになります。そのため出血することがほとんどで、そな場合は即、病院に連れていきましょう。
夜中などで、厳しい場合はガーゼを当てて血を止めましょう。止めたとしても応急処置なので、病院に連れていくのがベストとなります。
ハムスターは犬や猫と違いかなり小さな動物です。なので治療法はほとんどないと思った方が良いでしょう。病気になったら治すことも厳しいです。そのことを考えて飼うようにしましょう。
まとめ
ハムスターの喧嘩、出血したときの対処法、対策などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
人間の喧嘩も恐ろしいですが、ハムスターの喧嘩は喧嘩ではなく暴力になります。
死ぬまで攻撃し続けてしまうのは恐ろしいことです。
ですが、飼い主がしっかりとゲージを分けていれば喧嘩をする心配は全くありません。
このことをしっかりと理解し、ハムスターがのびのびと暮らしていけるように、ハムスターの喧嘩が無くなるように、全てのハムスターがそのように暮らせるよう、しっかりと心がけてくれたら嬉しいです。