あんなに元気だったはハムスターがいきなり亡くなってしまった。
ということはよくある話なんです。しっかり餌も食べていたし、動き回っていたのにある日突然ということもあります。
ハムスターの死因がわからない方がほとんどだと思います。
そんなハムスターの死因や見分け方についてご紹介していきたいと思います。
♢ハムスターの突然死の原因はなに?
ハムスターの突然死の原因はさまざまですが、なかでもとくに、ストレスが大きく関係していると言われています。ストレスの原因は主に、気温、環境、騒音、光、明るさ、多頭飼い、臭いなどがあげられます。
もともとハムスターは病気を隠す習慣があるので、ストレスに気づくのは難しいかもしれません。しかし、ちょっとしたストレスが積み重なることで突然死してしまう場合があるのです。
- 体全体の毛づくろいをずっとしている
- 逃げる、隠れる
- 頬袋の餌を出す
- 噛む
- 鳴く
- フリーズする
- 体を低くする
- 排出物をもらす
といった行動を見たら、ハムスターがストレスを感じている危険な状態かもしれません。
我々が思っている以上に、ハムスターは弱い生き物です。気をつけましょう。
この時の見分け方や確認の仕方は、全身毛づくろいをし続け着いたら、毛並みが悪くなっていたり、皮膚が爛れていて、赤くなっている場合があります。あとは目が飛び出していることもありますし、中にはビックリした表情で亡くなっている子もいるようです。
ストレスのサインは色々ありますので、溜め込む前に気づき解消してあげることが大切です。ハムスターは滅多に鳴きません。
鳴いた場合は、ストレスや体の不調を知らせている、威嚇しているなどあまり良くない鳴きが多いのです。なので、もし飼っているハムスターが鳴き出したら何かを訴えていると考えた方が良いでしょう。
♢突然死を招くストレス以外の原因は?
ハムスターの突然死の大半がストレスと言われていますが、ほかの原因がある場合もあります。
・転落事故
ケージによじ登って、降りることが出来なくなって落下するハムスターは沢山います。
飼い主さんが居ない時にも起こります。
落下したところに物があった場合など、衝撃が増します。
その時元気であっても、しばらく経ってから脳の傷害で突然死してしまう場合あります。
この場合の見分け方は傷がついていないか?程度しかなく難しいです。
・中毒
チョコレート、アボカド、びわ、どんぐり、ネギ玉ねぎはハムスターにとって危険な食べ物になります。
またお部屋の中にある観葉植物などにも毒性のものがあり、お散歩中に誤って食べてしまうこともあります。
このようなものを食べてしまった場合、突然死してしまう可能性があります。
・餓死
飼育がしっかりしていれば、餓死することはありません。餌をあげていなかったり、あげていても古い餌に追加するだけの場合、ハムスターは繊細な生き物なので口にしない子もいます。また苦手な餌しかなかった場合など、ハムスターは口にせずそれに気づかない飼い主さんの場合に起こる現象です。
また、体の調子が悪く食欲がない場合もあります。
普通に飼っていたら餓死することはありえません。
見分け方は、完全に痩せてしまっている、または目が飛び出している可能性もあります。
・飼育環境
飼育環境が悪いと、ハムスターの突然死に繋がります。
特に注意した方がいいのが気温になります。
ハムスターの敵温度は、20~25度と言われています。
気温が5度以下になったら、擬似冬眠してしまう可能性が非常に高くなります。気づかずにいるとそのまま死んでしまうので一刻も早い対処が必要となります。
見分け方は、体が冷えきって丸まって寝たきりの状態の場合擬似冬眠になります。
・病気
ハムスターは体調が悪いのを隠す動物です。
そのため実は何かの病気にかかっていたという場合も多いです。
- 高カルシウム血症
- ビタミンB1欠之症
- ストレス性
- 先天性の疾患
などが良く見られる病気です。
この見分け方は難しく、素人では確認することができません。そのため、病院につれていって確認するのが良いでしょう。
♢まとめ
ハムスターの死因についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
病気で亡くなるのも辛いですが、昨日まで元気で一緒に遊んでいたハムスターがいきなり亡くなってしまうのもかなり辛いですよね。
突然死の死因は沢山あります。いちばん多いのがストレスだとしても、それ以外の可能性もあります。
正直にいうと素人が、ハムスターの死因を確認するのはかなり難しいです。そのため、自分で確認するよりは、病院につれていくことをおすすめします。また、擬似冬眠の可能性もありもしたかしたら何とかなる可能性もあります。
なので1度ハムスターを連れていき、しっかりと亡くなっているかを確認するのが良いです。
少しでも長く一緒にいれるように、飼い主さんの日頃の飼育と観察が大切になりますよ。