暮らしに役立つ情報ブログ

お悔やみのマナー

お悔やみの挨拶はいつがベスト? 後日にしても大丈夫なの?

人は誰しも亡くなるもの。

亡くなったら「告別式」がありますよね。

亡くなった人に近しい人達は告別式に行きますよね。

でもその告別式に行けなかった場合、後日どのように対応したらいいのでしょうか。

「香典はどのように渡したらいいの?」「(亡くなった人との関係性によっては)どうするのが良いんだろう?」など、暗黙のルールというようなものが多い「お悔やみ」に関する事柄。

これが正解!というのは難しいかもしれませんが、参考までにしていただけたら幸いです。

告別式に出席出来なかった場合はどうしたらいい?

人が亡くなって、告別式に呼ばれると思います。

でもその日は都合が悪くて行けない…てこともあるでしょう。

そんな時は後日改めて相手の家を訪れて(その場合は電話などで前もって都合を伺って下さい。連絡もなしにいきなり伺うのはやめたほうがいいです)お悔やみの意を表すのがいいでしょう。

少なくとも葬儀に出席出来ないのは仕方ないとしても、香典も後日の挨拶も何もしない、というのは親族間が疎遠になりつつある現代でも避けた方がよろしいかと思います。

なので後日に故人宅を訪れて、その際にお悔やみの挨拶として「お悔やみが遅れまして失礼しました。葬儀に出席出来ずすみません。」と一言言えば相手にも悪い印象は与えないでしょう。

香典も故人宅へ伺う日が葬儀からあまり日が経っていない場合は渡してもいいですが、日が経っている場合は香典ではなく¥2500〜¥3000程度のお返しの要らない品物がいいです。

が、線香はなかなか使いきれなくて余ってしまうため、あまりオススメしません。

なので、日持ちする菓子折りやジュース、または花籠などが良いとされています。

故人宅を訪れた際に焼香もさせてもらうといいでしょう。

また、香典の金額は故人との関係性によります。

が、基本的には¥5000〜¥10000が妥当です。

香典をいただいたら相手は「香典返し」をしないといけないので、香典返しの金額は大体香典の1/3くらいと言われているため、¥3000くらいとなります。

¥5000〜¥10000だと香典返しも返しやすいと思われます。

仮に香典が¥3000の場合は香典返しは金額ではなく品物になる可能性もあります。

もし故人との関係がそこまで親しくない場合は¥3000くらいでも良いと思います。

最悪「何もしない」という手もあります。

 故人宅に伺った(伺う)際は…

前もって電話などで話しておいて伺うのが良い、ていうのは前述しましたね。

都合をつけて伺いますが、そこでも最低限のマナーはあります。

① 服装は葬儀の時のように色味を抑えた服装で。鞄や装飾品も控えめで。

② 香典は前述したように、葬儀からあまり日が経ってないなら渡してもいいですが、日が経ってたら「お返し」の不要な金額程度の「品物」が良い(ジュースや菓子折りなど)。

香典は渡しても相手が受け取らない場合もあるのでその場合は押し付けず持ち帰って下さい。

③ 都合はつけて伺っても、長居はしない方が良いです。

不必要に長居してしまったら相手に気を使わせてしまいかねません。

④ 前もって伺う連絡をしておく。

⑤ 挨拶。「この度はお悔やみ申し上げます。葬儀に出席出来ずすみませんでした。御冥福をお祈りします」など。

出席出来なかった理由も当たり障りのない範囲で伝えたら相手も納得しやすいでしょう。

⑥ 食事時は避けて。これは鉄則です。

この際にお供え物を持ってきていれば「御仏前にお供えして下さい。」と伝えて焼香もさせていただきましょう。

また、香典を葬式の日に誰かに預けてあったなら後日あったときに一言かけるといいです。

香典を入れる袋の表書きは「御香典」が無難です。

これは故人宅の宗派に関わらず使用可能だからです。

もし故人宅の宗派が分かっている場合は「御霊前」、仮に故人宅を訪れた日が四十九日を過ぎていたら「御仏前」が望ましいです。

まとめ

・葬儀に出席出来なかった場合は後日遺族の都合の良い時に改めて伺う。

・伺う際は事前に連絡を忘れずに。香典やお供え物も持参して。

・故人宅に伺う際は服装は控えめ、長居はせずに。「この度はお悔やみ申し上げます。」といった挨拶と葬儀に出席出来なかった理由も述べると良い。

人が亡くなった際はその故人との関係性で対応は変わりますが、基本的に香典は忘れないで下さい。

社会人になると必ず一度は遭遇するお悔やみ関係ですが、上記の内容を踏まえたら大人な対応が出来るでしょう!

 

本ブログは一部アフィリエイト広告を利用しています

関連記事

PAGE TOP