トゲがあるけど見た目が可愛いサボテン。
サボテンは蓄えておく水の量がおいから水やりも少なくていいので比較的育てるのが楽だと思われがちですよね。だからこそ注意しておくべきことは思っているより多いです。
そんな可愛いサボテン、枯れてしまうと落ち込みますよね。
今回はかわいがっていたサボテンが枯れてしまって諦めかけてるそんなあなたに枯れてしまったサボテンを生き返らせる方法をお教えします。
長くサボテンを可愛がるために、一緒に確認していきましょう。
枯れたサボテンを復活させる方法
サボテンが萎んだり、フニャフニャになるのは水不足や水のやりすぎによる根腐れなど原因はいくつか挙げられます。しかし、早期発見早期対応ができれば、すぐにでもサボテンは元気になります。
しかし!!まだあきらめるのは早い!?症状に有った復活方法が有ります!
ではそれぞれの復活方法を解説していきます。
水不足
水不足の場合は適量の水を正しく与えることによって、元気であれば1日くらいで水を吸収して元の大きさに膨らみます。
天気などからも影響を受けるので、天気予報を確認してできる限り晴天日が続く日を狙って水やりを行います。
水のやり過ぎ
水のやりすぎによる根腐れを起こしてしまった場合、植え替えをするのが先決です。ただ植え替えをすればいいわけではありません。
サボテンが枯れたらどうなる?
サボテンが枯れたときはサインが出ます。花が枯れたり、色や触った感じが変わったり、サインは様々です。
サボテンの枯れた花
サボテンの花の寿命はそもそも短いのに、開花せず枯れるのはがっかりしますよね。
花を咲かせるためにつぼみを上げていきますが、その時点でサボテン自体はかなりの体力を使っています。
サボテンに対して花が大きな種類の物は開花するまでに疲れて花を捨てることもあるようです。
花以外の枯れた部分
サボテンは枯れないという事を耳にしますが、サボテンが枯れてしまう要因は意外と多く隠れています。元気に咲いているサボテンが変色してきたり、しぼんできたり、ぐにゃぐにゃになってきたりしたときは助けて上げましょう。
サボテンが枯れたらどうする?
では、枯れてしまったサボテンを切って復活させる方法も解説していきます。
根腐れより悪化して、サボテンの腐敗が著しい場合はサボテンの茎自体を切って再生させる方法も有ります。
サボテンを掘り起こし、色が変わってしまった部分(腐敗部分)がなくなるまでカットし、切断面を中心が盛り上がるように整えます。
次に、腐敗を防止するために、断面を日光に当て30分程度乾燥させます。
乾燥が終わったら、今度は風通しの良い日陰で切断面の水分がなくなるまでしっかり乾燥させます。小さなサボテンであれば1週間程度、大きなものであれば1カ月程度かかります。
これらの工程が終わったら、いよいよ発根に備えます。断面を下にして新聞紙で包み、直射日光の当たらない場所に置いておきます。
発根にかかる時間は、小さなサボテンであれば1週間程度で、大きいものであれば1カ月程度。発根したら水はけの良い新しい土に植え替えれば完了です。
サボテンが茶色になっているのは枯れてる?
サボテンが変色するのはサボテンが出すSOSサインです。
具体的には前段で上げたように根腐れが進行すると茶色く変色してきます。これを放置すると全体に腐敗菌が回ってしまい完全に枯れてしまいます。まだ茶色くなりはじめであれば、状況に有った対応をしてあげましょう。
サボテンを枯らさないためには?
サボテンを育てる上で正しい育て方を身に着けて置きましょう。
水やりは土の中が乾いているかを確認して水をあげましょう。
他の植物は表面の土が乾いたら水をあげますが、同じようにサボテンに水をあげると根腐れにつながります。季節によって違いますが、春と秋の成長期には2週間に1回、夏と冬の休眠期は月に1回が適切です。
また、サボテンは日差しが強く乾燥した場所で生息している植物の為ため、日光を好みます。室内で育てる人が多いと思いますが、日の当たる場所においてあげましょう。
サボテンは見る人を癒やしてくれる植物です。可愛らしいものからユニークなものまで種類も様々で年々サボテンを育てる人の割合は増えつつあるようです。
かわいくてついつい水をあげすぎたり、水がそんなに必要ないと思い水をあげなかったり、枯れてしまう要因は様々です。
枯れてしまっても、早期に適度な水やりや根腐れの進行に合わせて植え替えを行ったり、育てる環境(土、日光のあたり方等)を整えてあげるなど、今からでもサボテンにあった、元気になる方法を実践してみましょう。