最近も色々な理由で、義父母と同居する夫婦は多いようです。
夫が家にいない時間を義父母と共に過ごすことに強いストレスを感じたり、そのため体調を崩したり…。
そんな妻も少なくありません。
優しくおおらかな義父母に恵まれた私でも、夫の実家で長く義父母といる時には平常モードで過ごしづらいです。
義父母と同居する妻の大変さは推して知るべしです!
そこで私の体験をもとに、義父母との同居を解消したい妻、夫を説得したい妻に役立つ4つのポイントをご紹介します!
1.同居を解消するなら早めが吉
まずどう頑張っても同居解消を避けられない状況になっている場合、別居のタイミングは早めがオススメです!
私も、いずれ決行するしかないことは早く片づけるよう心がけています。
とくに義父母との同居解消は、義父母が若くて元気なうちほどハードルが低いです!
老衰や病気がちになるほど、同居を続けたい義父母の気持ちも強くなり易いです。
そうなれば息子夫婦も弱った親を見捨てられないとなるかもしれません。
ですから、行動を先送りにして同居解消のタイミングを逃さないのが大切です!
2.整理してから夫に話す
次にオススメしたいのは、義父母との同居を解消したいことを夫に上手に伝えることです!
私も大切なことを人に伝えるとき何をどう伝えるか整理してまとめておきます。
順番や内容を忘れないようメモにしておくのもオススメです。
この時、できるだけ義父母の悪口よりも自分が感じている苦痛を強調するのがポイントです。
たとえば「義母さんがキライ」などと言われれば共感・協力してもらうべき夫も良い気持ちはしませんから。
ご参考までに、下記のようなことを夫に伝えられるかもしれません。
●義父母を決して嫌いではないが価値観や生活スタイルが違い過ぎて耐えがたいストレスになっている。
●このままでは義父母をキライになってしまうかもしれない。沢山の長所がある二人をキライになりたくない。
●もしも義父母をキライになってしまうと、あなた(夫)のことまでキライになってしまうかもしれない。絶対にそうなりたくない。
●同居解消に伴うメリット、デメリット(公平に)。
●デメリットも受け止めた上で、親に甘える生活でなく、大人として自立した生活をしたい。
●近い地域に引っ越せば別居後も行き来して助け合える。
●将来、義父母が老いや病で困ることがあれば、またきちんと考える。
さらに夫からの共感をもらう奥の手があります。
それは、夫にしばらくの間実際にあなたと同じ立場になってもらうことです。
体験した事なら夫も感情移入し易くなります。
たとえば夫が長めの休暇を取れる時に、妻の実家でずっと過ごしてもらうのです。
ご両親にも協力してもらい、お父さんと夫の二人で過ごしてもらう作戦も良いでしょう!
これは日数が多いほど効果的な作戦でしょうね!
3.夫から義父母に話してもらう
義父母との別居に向け、夫と思いを共有できたら次のステージです!
夫から義父母に別居の意向を伝えてもらいましょう。
私も重い内容は、夫と入念にすり合わせをした上で、夫から義父母に伝えてもらいます。
既にあなたは、上手く同居を続けられないか悩みぬいた上で夫と最終的な決定をしたハズ。
なので、夫からは「別居しても良い?」でなく「決定済みの事」として「自立します」とハッキリ伝えてもらいましょう。
この時所帯を持った大人としての自立をしたいと伝えてもらうと別居よりポジティブに受け止められるでしょう。
もちろん全くモメない同居解消は多くないかもしれません。
それでも今後もお互いお世話になる親子です。
より好印象な対応をして、より良い関係を保って行きたいですよね。
4.感情に流されず計画的に実行する
最後に強調したいのが感情に流されず冷静に行動に移すことです!
私も自分の幸せや未来のため感情より成すべきことに集中して山を乗り越えてきました!
息子夫婦が別居を望んでいると知ると、イロイロな作戦で感情に訴えて別居を諦めさせようとする人もいるようです。
でも、そこで流されていては、ふり出しに戻り、前に進めませんネ。
というわけで必要な段取りは着々と行動に移しましょう。
特に、夫に考えを伝える「2」の段階では、予め家賃の手頃な新居候補を見つけておくと良いでしょう。
夫の通勤にも便利な候補物件をいくつか提示できれば夫と話が進め易くなりそうです。
まとめ
・義父母と別居するなら早めに!
・夫には整理してから考えを伝える
・夫から義父母に伝えてもらう
・感情に流されずに行動に移す
以上が義父母と別居すべく夫を説き伏せたい人のために役立つことをまとめたものです。
これで同居解消への道筋もよりクリアになってきましたね!
ちなみに世間には息子よりお嫁さんの話をよく聞く義父母さんもいたりします。
そういうケースでは「自立」についてお嫁さんから伝えるのもアリかもしれませんね!