会社の記念パーティ等で、乾杯の挨拶を任されるというのは、とても名誉なことですね!
でも「何て挨拶したら良いのか、さっぱりわからない…」と悩んでしまいそう。
ここで、挨拶の基本や文例をご紹介していきます!
堂々と挨拶ができると、周りの目も違ってくるかも!?
乾杯の挨拶を成功させるには
挨拶の流れをつかもう!
一般的に挨拶する時は、呼ばれてから前に出て一礼した後、自己紹介からはじめて共通の話題や感謝などの一言を加えて、乾杯で締めます。
流れとしては下記のようになります。
- 会社名、氏名を名乗る。
- お祝いの言葉を述べる。
- 感謝の気持ちを入れる。
- 主催者との関係性やエピソードを簡潔に述べる。
(会場の雰囲気や感想など、来場者全員に共通の話題も入れるとベスト。) - 乾杯の趣旨を述べてから、乾杯の発声をして締める。
自己紹介は長々とアピールする場ではないので、簡潔に。
また、挨拶の前に司会の方に紹介して頂いた場合は、
「ただ今ご紹介にあずかりました△△と申します。」と初めに言いましょう。
挨拶の基本は、明るくはっきり簡潔に!
マイクがあったとしても、ボソボソ話していると雰囲気もあなたの印象も台無しです。
緊張していても、相手に伝わるように明るくはっきりと大きい声で話しましょう。
明るい調子で話すことができれば、これからのパーティにはずみがつくし、場が和やかになり皆さんに好印象を持たれます。
また、早口もNGです。
挨拶は短く簡潔に!
乾杯のあとに食事が始まる流れがほとんどですね。
ゲストは皆さん立った状態でグラスを持っているので、乾杯の挨拶が長いとゲストの皆さんはグッタリしてしまいます。
時間は1分~1分30秒ほどで、簡潔にまとめましょう。
挨拶文を考えてみよう
〇〇会社の50周年記念式典パーティの挨拶を任されたとします。
まずは自己紹介から前置きまで
【例文】※ゲスト側
「大変僭越(せんえつ)ではございますが、ただいまご紹介にあずかりました〇〇会社の△△と申します。〇〇会社50周年記念おめでとうございます。また、本日はご招待頂きまして、誠にありがとうございます。」
【例文】※主催者側
「ただいまご紹介にあずかりました〇〇会社の△△と申します。皆様、本日はご多忙のところ弊社創立50周年記念式典にお集まり頂きまして、誠にありがとうございます。
弊社がここまで歩んでこられたのも、お取引先の会社各位の皆様をはじめ、たくさんの方々のお力添えのお陰でございます。
社員一同を代表いたしまして、御礼申し上げます。」
自己紹介で主催者との関係や役職なども入れても良いですね。
必ず主催者側、ゲスト側共にお礼の言葉を入れます。
メインから乾杯まで
【例文】※ゲスト側
「この数年の景気低迷は確かではございますが、そんな中でも〇〇会社様が着実に業績を伸ばしておられるのは、創業からの経営理念の「しっかりとした、ものづくり」を徹底されているからです。我々も〇〇会社様と「しっかりした、ものづくり」のお手伝いをさせて頂き、〇〇会社様の益々のご繁栄、御健勝を祈念いたしまして、乾杯致したいと存じます。
それでは、皆様 ご唱和願います。
乾杯!ありがとうございました。」
【例文】※主催者側
「この数年の景気低迷は確かではございますが、どのような状況でもマイナスをプラスに変えていく発想が必要だと感じております。私どもも、50周年を良い機会として、会社のあり方や姿勢などを根本から見直して参りたいと考えております。
今後ますます精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは乾杯いたします。
皆様 ご唱和願います。
乾杯!ありがとうございました。」
不景気でも、マイナスのことばかり言うと暗くなってしまうので、未来に希望を持てるような言葉を入れましょう。
ゲスト側は、今後も協力するという旨を入れると良いです。
締めの挨拶も同じ
これは主催者側が言う挨拶だと思います。
【例文】
「皆様、会場のお時間が迫っておりますので、この辺りで一旦締めさせて頂きます。本日はお忙しい中お集まり頂き、誠にありがとうございました。
お気をつけてお帰りください。」
二次会がある場合は、その旨をここで伝えましょう。
最後に一本締めなどをする場合があります。
まとめ
- 自己紹介をする
- お祝いの言葉を入れる
- 感謝の気持ちを述べる
- エピソードを簡潔に入れる
- 乾杯の発声をして締める。
この流れで文章を考えれば、どこに行っても挨拶はバッチリです!
もちろん身だしなみには気をつけてくださいね。
みなさんに喜ばれる挨拶ができたら、あなたへの信頼度や会社の評価も変わるはず!