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大人のマナー

いまさら聞けない!手土産の正しい渡し方と紙袋の扱い方とは!?

手土産、とは、ひとを訪問するときに、感謝の気持ちを込めて渡す、ちょっとした贈り物の事を言います。

実は私、手土産の渡し方知らずに紙袋に入れたまま渡したことがあったんです。

しかも相手が大事な取引相手で後で上司にすごい怒られたことがあったんです。

大事な用事での訪問先などで恥をかかないよう、しっかりと確認しておきましょう!

手土産を用意する前に確認!

では、知人宅に訪問する際に用意する手土産として、どんなものが適しているのでしょうか?

ケース毎にチェックしてみましょう!

☆ビジネスの手土産
2000円~5000円程度のお菓子、ジャム、お茶やコーヒーのセットなどが選ばれることが多いようです。

☆お中元やお歳暮を持参する際には
3000円~6000円程度の、食べ物(お菓子、日持ちするおかず、特産品)や飲み物(お茶、コーヒー、お酒)などが良く選ばれるようです 。
                                          ☆カジュアルな手土産
1000~1500円程度の、食べ物(お菓子、旬の果物)や飲み物(ジュース、コーヒー、紅茶)などが選ばれることが多いようです。
                                          また、気心知れた仲であれば、手作りのお菓子やおかず、行きがけのコンビニスナックでも良いかもしれませんね!
                                          訪問先にお子さんがいる場合には、特に月齢、年齢に合ったものを選ぶようにすると良いかもしれません。
                                          普段の様子がわかるようであれば、アレルゲンになるものや、普段食べていないお菓子等は、避けた方がいいでしょう。
                                          私なら、おいしく食べる事ができるものならなんでも嬉しいですね!(笑)

渡す場所とタイミングも大事!

正式な訪問では、手土産の渡し方にもマナーがあります。

訪問先に失礼にならないよう、しっかりと確認しておきましょう!

大事なのが渡すタイミングと場所ですね。

手土産は、正式な挨拶が済んでから渡すのがマナーです。

お部屋に招いてもらったら、きちんと挨拶をしてから渡すようにしましょう。

ただし例外もあります

・冷蔵・冷凍が必要な物などはその旨を伝え、玄関で渡しても良いでしょう。

・複数人で訪問した際には、手ぶらで来た方に配慮したタイミングで渡す気遣いも 必要です。

・お部屋には上がらず、玄関での挨拶で帰るという場合にも、玄関で渡しましょう。

正しい手土産の渡し方は?

手土産は、購入した店舗の紙袋に入っている事がほとんどだと思います。

また、店舗によっては持ち運び用の紙袋に品物を入れ、更に渡すための紙袋を中に入れてくれる場合もありますね。

この紙袋は、そのまま渡していいのでしょうか?

……実は、ダメなんです!(ここ私、全く知りませんでした)

品物は、紙袋から出すようにしましょう!

風呂敷も紙袋も、持ち運ぶ際の埃除けになっていますので、そのまま渡すのは失礼に当たります。

注意しましょう。

☆正しい渡し方
①まずは紙袋から出した手土産を、自分に正面を向けて置きます。ここで、品物に傷など粗相がないか確認しましょう。

②時計回りに90度回し、更に90度回して、相手に正面が向くように置きなおします。

③「お口に合うかわかりませんが」や「お気に召すと嬉しいのですが」など一言添えて、相手に差し出します。

※相手が急いでいる際、外出先で渡す際やビジネスシーンでは、紙袋のままさっと渡した方がいい場合もあります。

その場合には紙袋の底と取っ手の根元に手を添えて、相手が持ちやすいように渡しましょう。

その際にも「紙袋のままで失礼します」など、一言添えることを忘れずに!

※よく「つまらないものですが」と言いますが、これは「あなたが普段召し上がっている物と比べると、つまらないものですが」などの意味となり、謙遜の意を表すものとなります。

しかし、つまらないものを贈る、というイメージは双方ともに好印象ではないためか、最近ではあまり使われなくなっているようです。

紙袋はどうしたらいいの?

では、手土産を渡した後の紙袋はどうしたらいいのでしょうか?

基本的には、手土産を出した後にさっとたたむのが良いでしょう。

しかし、立ったまま渡す場合などには、品物を渡してからたたむようにしましょう。

たたんだ紙袋はそのまま持ち帰るのが良いのですが、親しい間柄では処分をお願いしてもいいでしょう。

また、紙袋自体のデザインが凝っているものなどは、渡すと喜んでいただける場合もあります。

予備の紙袋が入っている場合も紙袋を添えて

「恐れ入りますが、紙袋の処分をお願いしても宜しいでしょうか」

「よかったら使ってください」

などの一言を添えて渡してもいいでしょう。

まとめ

☆手土産はシーンごとに、相手に合ったものを選びましょう!

☆手土産を渡すタイミングは、きちんと挨拶を済ませてから!

☆手土産は紙袋から出して渡しましょう。気持ちを込めた一言を忘れずに!

最初に書いた通り、手土産は訪問先への感謝の気持ちを込めて贈るものです。

相手の事をしっかりと考え、喜んでもらえそうな手土産を選ぶようにしましょう!

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