夏にお世話になった方々へ贈るお中元。
「誰に送るのかわからない…。」と悩む方もいるのでは?
私も結婚してからお中元を送るようになりましたが、誰に送るべきか、またいつぐらいに送るのかもそれまで知りませんでした。
ここではお中元は「誰に、いつ、何を送るのか」をご紹介します。
夏は毎年やってくるので、マナーは覚えておいて損はないですよ!
そもそもお中元って?
お中元は普段お世話になっている人へ、感謝の気持ちを込めて送るものです。
お中元は毎年送るものなので、「お世話になった」というよりかは、「これからもお世話になります」という意味合いが強いですね。
私は義理の叔母に毎年お中元とお歳暮を送っています。
お中元の始まりは、叔母からお中元を頂いたところからでした。
毎年頂いているのにコロッと忘れて送らなかった年もあります(汗)
忘れてしまったときは、暑中見舞いか残暑見舞いで品物を送ればOKですよ!
お中元は誰に送るの?
「お世話になっている人に送るといっても、どこまで送る?」
悩みますよね。
主な送り先となると、
・身内の人(両親、義両親、親戚、兄弟など)
・会社関係の人(社長、上司、取引先など)
・他、お世話になっている人(友人、恩師、習い事の先生など)
このあたりだと思います。
「あの人に送らなきゃ!」「この人にも!」と、どんどん増えてくると大変ですよ。
毎年送るものなので、無理なく続けて送れるように、考えてくださいね!
送る人はどう選ぶか、というところですが、ポイントは「いつでも感謝の気持ちを表したいと思う人」です。
親戚関係だと、なんだか義務的に送っているような気になっていませんか?
個人的に、「感謝しています」という気持ちを伝えたい人に送るのが良いですよ!
注意すべきこともあります。
公務員は利害関係者からお中元を受け取ることができません。
最近では会社によってお中元を禁止する所もあるようです。
送る場合はしっかり確認をしてくださいね!
いつ送るの?
お中元は7月~8月に送られます。
ですが、地域ごとにお中元のシーズンが違います。
・北海道:7月15日~8月15日
・関東・東北:7月1日~7月15日
・関西・中国・四国・東海:7月15日~8月15日
・北陸:7月1日~7月15日、7月15日~8月15日
・九州:8月1日~8月15日
・沖縄:旧暦7月15日まで
わりとバラツキがありますね。
私は関西在住ですが、毎年7月初めに着くように送っています。
あくまで目安ですので、そのあたりに送れば大丈夫!
百貨店などでは6月あたりからお中元コーナーが出来ていますね。
早く注文すれば割引があったりするので、ぜひ利用してください。
私も早割りで毎年おトクに注文しています!
相場は?
「いくらくらいの物にすればいいの?」と疑問に思うかもしれませんね。
あくまで気持ちですので、高すぎても相手が恐縮してしまうかも…。
だいたい3千円~5千円が一般的ですね。
毎年送るので負担にならないように調整してくださいね。
裏ワザですが、百貨店などでは商品にもよりますが、商品番号から値段がわかる場合もあります。
たとえば「〇〇-YH30」だと3千円のもの。
「〇〇-RK50」だと5千円という感じです。
正直値段がバレるってイヤですよね(笑)
私はなるべく商品番号から値段がわからないようなものを選んでます。
送る場合、宛名に商品番号が記載される場合があるのでお気をつけて!
定番の品物は?
贈り物はどれでもそうですが、相手の好みに合うかどうかが大切です。
「何が良いかわからない!」という人は、定番のものがオススメ!
・ハムやソーセージ
・ビールやワイン
・夏らしいお菓子(水ようかん、ゼリーなど)
・洋菓子や和菓子
・麺類(そうめん、うどん、そば)
・お茶やコーヒー
・タオルや洗剤など日用品
・商品券やギフト券
・カタログギフト
・果物
わりと幅広いものが定番です。
生ものはやめておいた方が無難です。
消費できなかったりするかもしれません。
どうしても送りたい場合は、先に相手に連絡して確認を取ってくださいね。
日持ちするお菓子やそうめんなどが無難です。
送ってはいけないものがあるの?
靴下やスリッパなど「踏みつける物」はやめておきましょう。
他にも包丁などの「切る物」やライターなどの「火事を連想させる物」もダメです。
選びやすそうなネクタイは「仕事をきっちりやりなさい」という意味があるとか。
ゲン担ぎのようですが相手が気にするかもしれないので、注意してくださいね。
まとめ
・お中元は、いつもお世話になっている人に感謝の気持ちで送るもの
・親戚や会社の上司など、いつも感謝している相手に送るのがベスト
・相場は3千円~5千円
・定番は日持ちのするお菓子やビールなど
お中元は一度きりではなく毎年送るものです。
相手に感謝の気持ちが伝わると良いですね!