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歓迎会での挨拶。どの上司にお願いする?司会者の例文も紹介

新年度が始まると、新入社員や転入者を迎えた歓迎会が開かれますよね。

参加するだけなら楽しいんだけど、今年は司会を頼まれちゃった…そんな人もいると思います。

かくいう私も入社3年目で歓送迎会の司会を仰せつかった経験があります。

当時は何から始めればよいか分からず、本当に焦りました。

司会進行の上で、会の流れと同じくらい気を使うのが、いくつかある挨拶を、どの上司にお願いするかではないでしょうか?

そこで!歓迎会の大まかな流れと、どの上司にお願いする?

また、お願いするタイミングについて調べてみました。

歓迎会の大まかな流れ

開会宣言

    ↓

代表挨拶

    ↓

乾杯の音頭

    ↓

30分ほど食事と歓談

    ↓

新入社員、転入社員の紹介

    ↓

新入社員、転入社員の挨拶(人数が多い時は省略される場合もある)

    ↓

出し物、余興

    ↓

歓談

    ↓

閉会の挨拶

    ↓

閉会宣言

となります。

挨拶をお願いする上司は?

1開会宣言

2代表挨拶(はじめの挨拶)

3乾杯の音頭

4閉会の挨拶

5閉会宣言

この5つの場面で挨拶をします。

1 開会宣言は、司会者であるあなたが行います。

会の始まる前は会場がザワザワしていると思われるので、緊張しますが第一声は大きめの声で注意を引き、軽い自己紹介と短めの挨拶をします。

【例】
皆さまお待たせ致しました。本日は、お忙しい中お集まり頂きありがとうございます。

只今より平成◯年度(会社名)の歓迎会を行いたいと思います。

本日、司会進行を務めさせて頂きます、◯課の◯◯と申します。

初めての司会進行を仰せつかり、大変緊張しておりますが、精一杯務めます。よろしくお願い致します。

2 代表挨拶は、参加者の中で一番役職の高い上司にお願いします。

【例】
始めに、◯部の◯◯部長よりお言葉を頂戴します。

◯◯部長、よろしくお願いします。

挨拶が終わったら
◯◯部長、ありがとうございました。

3 乾杯の音頭は、出席者の中で三番めに高い上司にお願いしましょう。

会の流れを重視してはじめの挨拶に組み込んでもらうというパターンもあります。

【例】
続きまして乾杯の音頭を◯課の◯◯課長に取って頂きます。

皆さま、グラスをお取りくたさい。それでは、◯◯課長、お願いいたします。

乾杯後は
◯◯課長、ありがとうございました。

4 閉会の挨拶は、出席者の中で二番めに役職の高い上司にお願いします。

【例】
宴もたけなわではございますが、閉会の時間となりました。

閉会の挨拶を◯課の◯◯課長より頂きたいと思います。

よろしくお願いします。

挨拶後は
◯◯課長、ありがとうございました。

閉会の挨拶の頃にはお酒も進み、上司も挨拶をする事を忘れている可能性も高いので、閉会の挨拶の10分前ぐらいに声を掛けておくとよいですよ。

4 閉会宣言は司会者の最後の仕事です。4の閉会の挨拶に続いて、短めに行いましょう。

【例】
皆さま本日は誠にありがとうございました。

尚、二次会は◯時より◯◯にて行います。

本日はお疲れ様でした。

その他の例文として、
歓談

【例】
それではこれから歓談、食事の時間になります。皆さまどうぞごゆっくりお楽しみください。

新入社員、転入社員の紹介

【例】
それではここで、本年度の新入社員の方々の紹介をさせて頂きます。
(紹介する方の名前や部署の間違いがないように注意しましょう。)

出し物、余興

【例】
皆さま、楽しんでいらっしゃるでしょうか?

それではここでお楽しみのゲームを始めたいと思います。

挨拶のお願いをするタイミングはいつ?

歓迎会当日に突然挨拶をお願いすると、相手も戸惑ってしまいますよね。

なので、歓迎会の日時や場所が決まったら、それらを伝える時に一緒にお願いしましょう。

その際、「代表の挨拶を5分ほどの長さでお願いします。」の様に、どの挨拶をお願いするのか、また話して欲しい時間を具体的に伝えると、上司も程よいところで挨拶を切り上げてくれるでしょう。

まとめ

・「代表挨拶」は、会に参加している中で一番役職の高い上司にお願いする。
・「乾杯の音頭」は、会に参加している中で三番目に役職の高い上司にお願いする。
・「閉会の挨拶」は会に参加している中で二番めに役職の高い上司にお願いする。
・挨拶をお願いするタイミングは、歓迎会の日時が決まった時点で、その情報と一緒に伝える。

初めての司会は不安な事だらけですよね。

分からない事は、経験者の先輩や上司にアドバイスをもらうことで不安も軽くなりますよ。

また、人前では緊張して自分が思っている以上に早口になりがちです。

ゆっくりと落ち着いて話すように心掛けましょう。

 

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