「あのさ、社会人になったら飲み会も仕事のうちだよ?」そんな言葉、聞き覚えありませんか?
特に「お酌(しゃく)」は社会人でも「前の職場ではなかったのにーぃ!」という人がいるかもしれません。
「自分もお酌すべき?!」「そんなのマナーすら知らないよ…」と悩む人も多いようです。
そう…私も新人のころありましたっけ!ある宴会で若い同僚がいきなりお酌に回り始めたのです。
しかも一人が始めると「私も」「私も」と続くじゃありませんか! (衝撃)
「うわ…自分もしなきゃヤバイ?」と私もマネして上司や先輩にお酌しました。
そりゃもう~ぎこちなさ全開だったでしょうネ(笑)
それで「職場の飲み会でお酌ってした方が良い?」&「お酌のマナー」について調べてみたのでご紹介します!
・誰がお酌をすべき?
まあ、今思うとお恥ずかしいですが新人時代の話を一つ…。
じつは私は入社当初からお酌を「した」より「された」が多かったナァと…。
しかも目上の方々から…!(汗)「本当は自分がすべき?」と思いつつも「他の新人もしてないし…」と、さほど気にしませんでした。
ソコは職場のフンイキにもよるみたいですね!
というわけで…!
じつはお酌にもあまりガチガチのルールはないようです。
その場のフンイキに合わせればそうそう間違いはないようですね。
ただ基本は「目下が目上に」お酌するということのようです。
そしてお酌してくれるのを拒否するのはマナー違反と…。
ですが…
「えー、自分が後輩なのに先輩がお酌に来ちゃった…」という時は困りますよね。
でも大丈夫。
そんな時は「私が後輩なのにありがとうございます!先輩もどうぞ!」と笑顔でお酌を返せば良いでしょう。
一言つけ加えると「営業」の人などをマネしないように!
彼らは外とのつき合いも多いので社内の飲み会でも積極的にお酌に回る人が多いようですから。
「動ける営業マンぶりアピール」みたいな所もありそうですね。
「営業さんと同席だったから」と、それをマネしたらゲッソリ疲れちゃいますから…!
・飲み会で自分の株を上げようとしない!
ここだけの話、私は「自分の印象を良くしよう」とか自意識過剰になると何でもあまり上手くいかないです。
まあ往々にしてそういうものですよネ!
同じく飲み会でも「自分の株」を上げる事やお酌・立ち回りにばかり気持ちが向くとドツボにハマっちゃいます!
なぜって周りへの自然な気配りをしづらくなるし、それに…疲れちゃいますからね!
「あ、〇〇さんグラスが空ですね」「おかず遠いですね。取ります?」など「自然に」周りを気遣うのはGOODです。
リラックスした自然な気遣いは上手なお酌より好印象ですよ!
心配性の人はキッチリこなそうと構えないのも大切です。
・お酌のタイミングは?
またもここだけの話…。
以前の私はタイミングも考えず、相手への気づかいより「お酌ありき」でお酌に行ってました(苦笑)
「おっと、お酌が来たな…」 → ゴクゴク一気飲み! …なんて事を相手にさせないようグラスが満杯なら待った方が良いでしょう。
杯がカラッポならすぐにお酌に行くと喜ばれます。
飲み物がグラスの真ん中より下の時もナイスなタイミングでしょう!
・注ぎ方は?
じつは私は新人の頃からお酌は「両手で」していました。
マナーはあまり知らなかったですが、その方が何となく「姿」が良いじゃないですか?
という理由かは分かりませんが、やはりお酌は両手で行なうのがナイスなマナーのようです。
右手でボトル、とっくり、デカンタなどを持ち、左手を下の方に添えます。
とっくりなら底に左手を添えます。ビールやワインは「ラベル」を上に向け注ぎましょう。
ワインは「置いてある」グラスに注ぎましょう。
飲み物はナミナミでなく飲みやすい量を注ぎます。
ビールはほどほどの泡が立つよう「最初はゆっくり、後半は早め」に注ぐと良いです。
自分のそばから飲み物を持参せず相手側の卓上の飲み物を注ぐようにしましょう!
・お酌を返してもらったら
さて、お上手でも何でもないですが、私はお酌をした後でお返しのお酌をいただくのは本当にウレシイなって感じるんです!
ただ内心「今はあまり飲みたくないなぁ…」なんて事も…。
そういう時も「ありがとうございます!いただきます!」と受けましょう。
飲みたくなければ一口飲むと良いでしょう。
最悪、どうしても飲めない時は口をつけるだけでもOKです!
まとめ
・お酌は目下・部下から目上・上司にする事が多い
・お酌で自分の株を上げようとせず自然な気配りをする
・お酌のタイミングは「グラスの中身が少ない時」が親切
・お酌は「両手で」、ボトルのラベルは上を向ける
・返されたお酌も喜んで受ける
以上が職場の飲み会でのお酌とそのマナーについて私が調べたことです!
これでもう、お酌のマナーのことで「パニック」にならずに済みますね!!
最後にワンポイント・アドバイス!飲み会は「親ぼく」のための集まりです。
マナーマナーじゃ楽しくないし食事やお酒も美味しくないです。
とくに若いうちは「不慣れも初々しさ」と気楽~に考えると良いかもしれませんネ。